白髪増田

投稿日:2011/06/10
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ここ一年位の間に白髪が芽生える様になりました。ブラッシーみたいなのでは無くてポツポツとだけなのですが、それゆえに非常に気になる存在感を示しています。
モミアゲの中に一本、耳の裏側付近に一本と見かける度に情け容赦なく抜き取って駆除していました。
すると奴らは私に負けまい負けまいと増殖をしだしました。
近頃はあごひげのエリア内に確実に進出を始めています。のみならず、昨日はあろうことか鼻毛(イン)にまで発見をしてしまいました。
凹みました。
まるで体罰で生徒を縛っていた教師が卒業式後のお礼参りでボッコボコにされた様な気分です。
これらの現象は単純に「老いた」と言う言葉だけで片付く問題ではない気がします。
三十代後半にもなると陰毛にまで勢力を拡大する恐れがあるとの事(被害者マッシュ談)。
ここ最近はもっぱら白髪のメカニズムはどうなっているのかとか白髪との上手な付き合い方とか今更ヘアカラーとかばかりを考える日々です。
この世に存在する物には全て存在するだけの理由が有ります。
もちろんこの白髪も例外ではありません。
これは「ある種の白旗」と結論を出さざるにはおられません。







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俺印象派

投稿日:2011/06/03
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同級生の女の子にトランプ占いをしてもらったことがあります。
小学生だった私は占いをできる人が同い年でいるということにただただ驚き、興味本位でやってもらいました。
「小さい時、死にそうなことがあったでしょ?」そう聞かれました。
そんなのないぞ、と思いながら怖かった出来事を必死に思い出しました。
洗濯機の脱水中にぐるぐる回る洗濯たちを見ていると無性に指を入れたくなり、そっと入れたら二の腕くらいまで洗濯物が勢いよく回転しながらからみついてきた時、「ぎゃーー!」と叫んだことがあったので、それをとりあえず言ってみたら「ほらね、そう占いに出ているの」と言われました。
9割9分、納得のできない結果でしたが、女の子は得意気に去って行きました。
その時初めて、得意そうにしている人に対しては得意そうにさせてあげるのが一番であると悟りました。
なぜって否定するのは面倒くさいから。
地方のテレビでは何故か態度がでかくなるパパイヤ。毎日5個ずつ駄洒落を考えていると公言し、それに何のプラス要素があるのか解らないラジオの人。叩かれ過ぎて一周してきた感のある中山秀。何も怖くない和田。
本人達は受け入れられている、と思っているのでしょうね。
だから得意気にいつまでもそのままでいるのだろうけれど、そこは悟りを開いた視聴者側が楽をして笑顔でいるだけのという事。
いつか彼らは真実の光景に気付くのであろうか。
気付いた所で私としては遅いんやけどね。







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推薦文庫

投稿日:2011/05/28
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ある人物から、知人に本をプレゼントしたいのだがキミのオススメは何かね?と聞かれました。
昔も今も読書家の私です。
私の琴線に触れた名作達をピックアップし、その中のNo.1を伝えたのですが、「う〜ん」などと言って全く響いていない様子でした。
本の好みは十人十色なのは解ってましたが、作家名すら「そんな人は知らない」と言われると打つ手が見つかりません。

以前、就職活動中の同級生がこんな事を言ってました。
「面接官はジジイが多いやろ。ジジイに気に入られる必要があるやんか。話を合わすのが一番手っ取り早いんさな。趣味に読書って書いとる奴は多いんやけどさ、何読んどるかが大事なんよ。やから俺はジジイに何読んどるか聞かれたら『司馬遼太郎』って答えるんさ」と。
そして突っ込まれた時の為に『司馬遼太郎』の本を実際に買って読んでました。
相手に気に入られるために本を読む、そんな経験の無い私としては衝撃でした。私の今までの読書に対するスタンスは間違ってたのかと愕然としました。

でも今となっては私の方が正しいと自信を持って言えます。
読みたい本を好き勝手に読むのが正解なのだと。
本のオススメは相手に合わせずススメるのが本当のオススメなのだと。

私がオススメするのは、昔も今も『電気グルーヴ著のメロン牧場〜花嫁は死神』です。







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証拠映像

投稿日:2011/05/18
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こないだ音楽番組を見ていたら、昔の曲のPV特集をしていました。
その時代に、ちゃんとPVが存在していても当時の私にはそれらを見る術がなかったので、昔の曲にPVがあること自体知りませんでした。
「へー」などと見ていると、結構おもしろいものが多かったりします。
COMPLEXのBE MY BABYは2人の動きに着目するととても見応えがあります。
ジッタリンジンは男2女2のグループであることを初めて知りました。
松任谷由美のHelloMyFriendは、丸いサングラスにテカテカしたシャツを羽織ったユーミンが、どう見ても米米クラブの一員にしか見えません。
出オチ、とはこのことです。
大事MANブラザーズバンドにいたっては、衣裳がアロハシャツと白い開襟シャツで揃えたかったのでしょうか、なぜかドラムの人だけ他の人は開襟シャツなのに黄土色のポロシャツでした。
「明日の撮影はアロハと開襟シャツだから各自用意しておくこと!」と言われたのに・・・
髪型も色々で、時代を反映させるピシーッとしたテクノカットなども見ることができました。
私は学生時代ボウズで過ごしました。 野球部ならではです。
3年生になると途中から伸ばすことができます。
ボウズで過ごした反動は3年生で開花します。
私はいわゆるビーバップ的な髪型にしようと思い、伸ばしました。
修学旅行時にはその髪型プラス紫色という出で立ちで挑みました。
どこかの学校の女子生徒が声を掛けてきました。
「あたいと遊ばない?」
紫色の髪は緑色の髪の彼女を呼び寄せたようです。
笑顔から見える歯がシンナーのせいかすべて抜けていました。
「遊ばない」と答え、去った青春の1ページです。
その彼女も今は普通の人なのでしょうか。
当時の映像は芸能人も一般人もそっとしまっておきたいものなのかもしれません。







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助手席圧

投稿日:2011/05/01


ナイナイ岡村が婚活宣言をしたそうです。
相方ばかりが幸せでは悲しいものです。是非とも頑張っていただきたいところです。

いかんせん私は恋愛等においての力量は全くない人なのですが、先日友人から恋人ができないのは何故なのか、と言うことを無駄に力説されました。
できない人は相手に合わせられない人である、と。
遊びに行く日を決めるのに自分の空いてる日を言うのではなく、相手の空いてる日に時間を作れる奴は恋人ができるんや、と。
そう俺たちみたいにな!と。
恋人ができないとお嘆きの皆さん、どうぞご参考にされて下さい。
そう説いてみせる彼の声は私にはまったく届かず、ただただ燃費の良さが売りの軽自動車がコイツを乗せたとたん燃費がぐっと悪くなったなぁとか
体のばかでかいコイツが助手席やとこんなにも圧迫感があるんやなぁとか
そんなことばかり思っていました。
え、それでは参考にならないだろうと。
そうですね、何より何を話しているのか全くわからない方が良くないね、ということだけでも伝わればこれ幸いかと思います。







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梅谷雅代

投稿日:2011/04/18


小学校三年の時に、隣のクラスの担任が新任の小柄な女性でした。
梅谷という名前で『梅さん』と呼ばれてました。
可愛いげの無い口達者な生徒が多かったせいか、梅さんはよくキレてました。
着任早々、授業中にふざけていた生徒に対して持っていたチョークをスパッと投げつけました。
でこに命中。
「スゲースゲー」とやんやの喝采。
その出来事以降「梅さんビーム」という遊びが私のクラスでも流行りました。
四年生になり私の担任が梅さんになりました。
男子と女子、男子と男子、女子と女子などとても喧嘩の多い問題クラスでした。
ある日、学級会の時に「先生は職員室にいますから、君達で何でも良いから話しあいをしなさい」という難題を梅さんから突き付けられました。
麻矢が凶暴で困るとか真理が給食のパンを机に隠してカビが繁殖等の議題候補が提示されました。
ただの悪口でどう議論して良いのやら、途方に暮れました。
結局「梅さんは何故結婚出来ないのか」に決まりました。
男子からも女子からもてんでに「怖い・目付きが悪い・背が足らない・給料が安い・スカートを履かない」色々な意見が出ました。初めてクラスが一体感を持ちました。
梅さんが帰ってきてニコニコして皆で仲良く何を話していたのか聞きました。
その後、クラス全員ビンタされました。
梅さんお元気ですか?
結婚しましたか?







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替歌斉唱

投稿日:2011/04/16


小学生の頃の話。
歌を歌うのは好きで、よく自分たちで替え歌を作っていました。
作風としては「しょうもない」が前面に出ています。
作者、というのはいつまででも自分の作品は忘れないものですね、愛です。
当時のディスコグラフィとしては
・おまけつきのグリコでいてくれよ(ザ・タイガース:色つきの女でいてくれよ)
・ねくされババアのおじやん(オリジナル)
・ハンマチゲノゲノ(オリジナル)
・パンツに傷心(チェッカーズ:ジュリアに傷心)
・テスト(オリジナル)
・スポロ(小柳ルミ子:お久しぶりね)
等がありました。
チケットを最前列は10円、一般席5円で販売したり無理矢理売り付けたりして、コンサート兼ライブ兼ギグスを開いたりしました。
社会見学や修学旅行のバスの中でも大合唱でした。特にハンマチゲノゲノは校歌より歌われたと思います。
ひょうきん族で片岡鶴太郎がマネするマッチを観ていたせいか、無駄にマッチも歌えます、無駄に。
あと幼稚園の時、お遊戯会でやった歌が沢田研二の「勝手にしやがれ」でした。
親父の鳥打ち帽をジュリー風に見立てて挑みました。当時これらをマスターしたおかげで今でも普通に歌えます。
今思うと、幼稚園児にこの歌はどうか、とも思います。
ただ、マッチも沢田研二もスナックにいる時は役に立ちます。
場末になればなるほど、その傾向は強いように感じています。







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蚊音蚊音

投稿日:2011/04/10


桜もきれいに咲いています。
春ですね、虫たちもよく飛ぶようになりました。
そしてやってきました、蚊の季節。
最近、寝込みを襲うあいつらが増えてきました。
車内にもちょいちょい侵入してきます。

小学生のころ、音楽の授業はまず皆で1曲歌ってから始まる、という流れでした。
その日の日直が歌集から歌う歌を選んでおき、先生に伝えます。
皆、なるだけ難しくない、なるだけ早く終わるような歌を選ぶ傾向でした。
「ドナドナ」を選んだ日直は後で「お前もうちょっといい曲選べよ」と文句を言われたりもするので選曲には結構頭を悩ませていました。
そんなある日、「短いから」の理由である歌が選ばれました。
「蚊のカノン」です。
歌詞が4行しかない歌です。 さらっと終わる体でいたはずが「それでは皆で輪唱しましょう」の先生の一声で地獄に変わりました。
クラス全員での輪唱です。 42人でやります。
結構長いです、その上暗いです。 この歌を知っていればよく分かるはずです。
曲自体短いので、最初の方に歌った生徒は後半手持無沙汰もいいとこです。
そして不運な最後の歌い手となった生徒が「蚊が飛んできーたー」で終わって長かった輪唱に幕が下りました。 どんよりした歌い終わり感、ダントツです。
何となく薄暗い空気をまとったまま、音楽の授業スタートです。
この曲は二度と選ばれませんでした。

蚊が飛んで来たぞ
蚊が飛んで来た
刺される前に潰してしまえ
蚊が飛んで来たぞ
蚊が飛んで来た







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吉田主張

投稿日:2011/04/01


吉田は大丈夫なのかと皆さん心配していると思います。
高校一年秋の体育祭の時の事。
男子にとって体育祭は意中の女子にアピール出来る恰好の機会でした。
意味も無くハチマキをしたり腕をまくったり大声をあげたりして雄から雌への求愛行動がそこかしこで繰り広げられます。
吉田も気合いが入っていました。
なぜなら同じクラスの出口さんに恋をしていたのに、中々に想いを伝える事が出来ていなかったからです。
その時のクラス対抗競技は二人三脚でした。
パートナーはくじ引きで決める方式でした。
くじ引き当日に奇跡が起こりました。
なんと吉田のパートナーが出口さんになったのです。
吉田は私の部屋にやってきて「神様はおるな」等と宗教的な発言を朝まで繰り返していました。
ここで吉田に問題が発生します。
吉田はムダ毛、特にすね・もものムダ毛の自己主張の激しさに手を焼いていたのですが、出口さんが「肌の綺麗な人がタイプ」と友達と話していたのですね。
せっかく憧れの出口さんと生足と生足で触れ合える機会なのに、邪悪な自己主張で台なしになる恐れが大いにあります。
吉田は悩みました。
そして「邪魔者は消すに限る」との結論を出しました。
早速、風呂場で剃刀を使い、足の毛という毛を剃り落としました。
これでもうスベスベです。
次の日もその次の日も剃り込みました。「この想い、出口さんに届け!」と鬼気迫る形相でした。
何日かすると吉田の足に赤いプツプツが沢山顔を出しました、カミソリ負けです、そらそうです。
ガムテープにしておけば良かった…と悔やんでいますがどちらも大差ありません。
体育祭当日、意を決して二人三脚に挑んだ吉田、出口さんは良い香がしたそうです。
二人三脚後、想いを告げようと出口さんを捜す吉田。
水飲み場でタオルで足を何度も拭う出口さん。
吉田はそれを目撃しました。
立ち去る吉田。
だから吉田は大丈夫です。







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隧道機能

投稿日:2011/03/27


選抜高校野球で今、甲子園でプレーしている高校球児は新三年・二年生です。
この春、高校を卒業した人からしたら皆、年下となります。
自分が卒業した時、その年下なのに上に見える感じに「大丈夫なんかな俺」みたいな焦りを感じた事を思いだします。
ひょっとすると、私と同じ様な焦燥感を感じている若人もいるかもしれません。
先輩後輩が年令で決まっている、そんな時は、気持ち的には楽チンです。
これが年上が絶対上のとんねるずシステムです。
しかし社会に出ると、職場なりなんなりへ入った順番や出来る出来ないの評価で順番が入れ替わります。
もしかすると五年後十年後のあなたは、今プレーしている球児からヒットエンドランのサインを出されたのに空振りしてしまい「使えんのお〜お前は」等と馬鹿にされているかもしれません。
もしかすると「ラーメンの湯切りはチャッチャッじゃなくてチャッチャッチャッチャッだバカヤロー」と罵られてるかもです。
ですから、とんねるずシステムをいつまでも引きずるのは間違いです。
これからは謙虚な気持ちで自己を磨いていくのが正解です。
お互い、焦燥感を力に変えて闘ってきましょう。
もっと大きな衝撃が間もなくやってきます。
エロ本で脱いでる女教師が年下になってますから。
生徒役が図々しく感じられました。







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