野生対策
投稿日:2012/06/11例年以上に今年は農作物が野生動物に荒らされてるんだそうです。
三大犯人は猿・猪・烏で、農家の方々は対策に頭を悩ませています。
猿は、ネギの白い所だけをかじり、カボチャを2コ小脇に抱えて逃げ、夏みかんを食べ尽くします。
猪は、里芋・ジャガ芋の小さい芋まで牙にかけます。鼻や前足で穴を掘って根こそぎ平らげてしまいます。
埋めた肥料まで食べるので植木にまで害を与えます。穴掘り作業中に水道管を破裂させたりの二次災害も巻き起こしています。
烏は、干してある玉ねぎをくわえて飛び立ちます。
茎部分を器用に挟みつつバランスを取っての低空飛行で、納屋の中だろうがお構いなしです。
畑をぐるりと網で囲っても、猪は杭を倒して侵入してきます。
頑丈なフェンスで囲んでる農家もいます。
フェンスはさすがに大丈夫でした、しばらくは。
しかし、フェンスの下に穴を掘ってコザルを潜入させる技を、猿が開発し、
フェンス作戦も遂に攻略されてしまいました。
現在は、畑に電気の通った鉄線を張り巡らせています。
動物が触れると、バチッと電気が流れる仕掛けです。
ネックは人間にも反応してしまう点だと、お爺さんが教えてくれました。
お爺さんの腕はミミズ腫れになってました。
今回の取材を終えて車に戻ると、屋根に夏みかんの皮が散乱していました。
どうにかならないのでしょうか。