突発事故

投稿日:2012/01/08
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寒さに震える毎日です。
着込んでの寒さ対策にも限度があります。
仕事中にモコモコしていては何かと具合が悪いですし。
その上、万一モモヒキを履いてる状態で突発的な事故にあったらどうなる事でしょう。
運び込まれた病院で、自分自身の意識は無いかもしれません。しかし救急医療のスタッフからのモモヒキを二度見する視線は心に響くハズです。「君子危うきに近寄らず」とは古来モモヒキを指すのです。
そんな中、「寒い時には温かい飲み物を飲むのが良い」とテレビが教えてくれました。
単純に温まるだけでは無く、脳波がどうとかこうとか言ってました。
難しい人体の不思議は解りません。要するに「温かい飲み物を飲むと身体の中から温まります」と言う事なのでしょう。
当たり前の事を我々に伝える為に、回りくどくも頭の中のα波なりβ波なりを読み取られてる人がいる事に脱帽です。
もちろん寒いので帽子は脱ぎませんが。
さっそく、私も温かい飲み物を自販機で買ってみました。
ホットコーヒーを押すと冷たい缶コーヒーが出てきました。
ボタンを押し間違えた様です。
再度、硬貨を投入し、気分を変えて今度はお汁粉を押します。
冷たいスポーツ飲料が出てきました。
二つの冷たい缶を両手で持つのは本当に寒いものです。


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南瓜変身

投稿日:2012/01/05
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とある和食料理店から目が離せません。
味は知りませんがハートを鷲掴みにされています。
その和食料理店、秋にどこからか大きなカボチャを手に入れたみたいです。
早速、目・鼻・口をくり抜いて顔に仕立ててハロウィンの装飾にしました。
しかしハロウィン期間は短い物。
捨てるのも忍びないと考えたようです。
赤い帽子・赤いマントを着せてみました。ポッカリ空いた鼻と口には綿を詰めて塞ぎます。
目付きの怪しいサンタクロースが完成しました。
肌の色が黄土色で日本人仕様です。
しかし、クリスマス期間も短い物。
騙し騙しのサンタルックのママで大晦日前までは持たせました。がもう限界です。
でもやっぱり捨てるのは忍びないのです。
赤い帽子とマントを剥ぎ取り、替わりに白いテーピングをグルグルに巻いてみました。
目の部分のテーピングを目型に切り取り、青いバケツを被せます。
目付きの怪しいスノーマンが完成しました。
新年はスノーマンで迎えました。
冬の期間は比較的長めなので安心です。
春の足音が聞こえた時に、このスノーマンが次はどんな進化を見せるのでしょう。
目が離せないのです。


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防寒対策

投稿日:2012/01/01
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一年の締めくくり&始まりを二日酔いからの三日酔いの状態で過ごそうとしています。
以下、昨日の続きです。


さて全く降りたことのない小さな駅に降りました。
周りは民家と田んぼしかありません。
タクシーなんて通っているわけがありません。
駅から大通りまで徒歩で30分以上かかります。
帰りは寒かろうと用意万端で持ってきていたマフラーと手袋はスナックのソファーに置きっぱなしです。
防寒されることなく、吹きっさらしの道を震えながら歩き出しました。
酔っぱらっているので、方向感覚が鈍っています。
大通りに出るはずがさ迷い、何故か森の中を歩いていました。
風が木々を揺らしています。ゴォーゴォーと低く響きます。
真っ暗な闇の中、ぼんやり光が漂っています。
どんどん近づいてきました。 私は人魂だと思っていたら、近づいた光は自転車でした。
『あんた、何しとんの?』真夜中おじやんに話しかけられました。
最終電車に乗ってから今までを話しました。
すると『後ろに乗んな』と言ってくれました。
こんな奇跡があるでしょうか。
おじさんと2ケツで森を颯爽と駆け抜けていきます。
『しっかり持てよ』と言われおじさんの腹をくっと掴みました。
歩いてきた道をグングン越え、おじやんはとあるコンビニに私を降ろしました。
『ここで店員さんに聞いてタクシー呼んでもらいな』そう言うとまた颯爽と森方面に走り去って行きました。
おじやんに言われた通り、店員さんに聞いてタクシーを呼んでもらい何とか家路に着くことができました。
タクシーに乗っている時、ずっとおじやんの事を思っていました。
ひょっとしたら、おじやんは天使だったのかも知れません。
『サンキューおじやん』
夜空に向かい呟きました。
今年は良い年になりそうです。


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途中下車

投稿日:2011/12/31
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年末です。
一年ももうすぐ終わりを告げます。
そんな時期、大人たちが繰り広げるのは忘年会です。
かくゆう私もしてまいりました、忘年会。
メンバーの中にスナック好きな奴がいます。
私はスナックに行くのは別に好きでも嫌いでもありませんが、
普通に金がかかるという理由で敬遠していました。
そのスナック好きのスナック行きを回避すべく、
いつもとは違う、わざわざ電車に乗っていく場所を開催地に選びました。
電車の時間があれば、
あまり遅くならないだろうという作戦です。
最終の時間のメモをしっかり持ち、いざ出陣です。
そして私は走り出しました。
なんだかんだでスナック行きは免れることなく、
しこたま飲み歌い、誰かが言った『もうすぐ最終電車が…』という言葉に慌てて店を飛び出しました。
走りに走り、なんとか最終電車に乗ることができましたが、乗った途端にアナウンスが目的の駅に行かないことを告げました。
しまったなぁと思いながら、酒の勢いで気持ちが大きくなっているのか
『何とかなるだろう』と流れに身をまかせました。

いきなりですが二日酔いの為、ココで中断いたします。
明日に続きます。


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子供公園

投稿日:2011/12/29
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小さな公園に行きました。
以前、呑んだ帰り道にフラフラと歩いていた時、見知らぬ住宅街に迷い込み中に突然現れた公園です。
その時は暗かったのと夜遅くの公園の気持ち悪さとで素通りしてしまいました。
小さい頃公園の無い地域で育った私は公園の人工物感が今も好きなんです。
「確かこの辺りやったハズ」と結構な時間グルグル探索し、やっと見付ける事が出来ました。
エエ年をした大人が一人で公園で遊んでいると、そこを縄張りにしている子供達に絡まれる傾向があります。

15年程前に、当時住んでた近所の公園のすべり台で昼寝をしていました。気配を感じて目覚めると10人の子供に上と下から見つめられて慌てて身を起こしました。
すべり待ちかと思い「ごめんなあ」と謝ります。
子供達は口々に言います。
「別にいいよ」
「俺らすべり台なんかで遊ばへんもん」
「眠たいの?」
「仕事してないの?」
「誰かのお父さんなん?」
「なんでジャージなの?」
「誰?」
「変身できる?」
「一緒に遊ぼ!」
「いつまでいるの?」

レッドカーペットの上でインタビューされてる気分で、すべり台のすべり部分の上でそれぞれの質問に答えます。
「ありがとう」
「ほなもうちょい寝よかな」
「昨日寝てへんねん」
「あんまりしてない」
「誰のお父さんでもないよ」
「いつもコレなんやわ」
「名前言うてわかるかあ?」
「出来る!」
「野球しよか」
「もうちょいしたら帰る」

その公園に子供は一人もいませんでした。
そこには遊具が4つありました。4つの遊具には使用禁止と紙が貼られて、ロープでグルグルに固められていました。
犬の散歩中のおばさんが道から私を見てました。


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鶏後半戦

投稿日:2011/12/23
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(昨日の続きです)
毎朝、学校に行く前にエサをやります。
エサは、近所で貰ってきた米ヌカと刻んだ葉っぱと牡蠣の殻を砕いたのを水で混ぜて作ります。
最初に「世話する」と言った手前、牡蠣殻をハンマーで砕くのとかも全部やってました。
そうこうしている間に、ヒヨコはニワトリになりました。
卵を産んだのです。
どちらが産んだのかは解りませんが、最初の卵はふたごでした。
毎朝産む様になり、二個の卵を拾うのも私の仕事になりました。
牡蠣のおかげか、殻が異様に固くて割れにくい卵でした。
産む瞬間を見たくて、小屋の中で張り込んだりもしてました。
近所にイタチが出たとの情報を聞いて、コブチとかいう罠を仕掛け見事にイタチを捕まえた事もあります。
知らないおばさんがやって来て「襟巻きにしたい」と言うのであげました。

何年かたったある日、友達と遊んで帰ると、親の知り合いが10人位家に来てました。
唐突に「すき焼きをする」と言われました。
ニワトリを見ると毛を毟られてました。
知らんオッサンから「卵も産まん様になったし、食べたった方がアイツらも嬉しいんや」と諭されました。
「嫌や!」と叫ぶと親に殴られました。
そしてニワトリらは首を切られ肉片になりました。

夜になるまで一人で毛を燃やしてました。毛は水分を含んでいる為か燃えにくく、白い煙に包まれて泣いていました。
家からはおじさん達が酒を飲みながら「固い肉やな」と騒ぐ声が聞こえました。
家に帰ると小鉢にすき焼きが残されていました。
「供養やから食え」と言われ、食べました。

しばらくして、おじさん達の一人から名古屋コーチンのヒナが二匹届きました。


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鶏前半戦

投稿日:2011/12/22
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小学一年の時の事です。
さんざん親にねだって、夜店でヒヨコを二匹買ってもらいました。
帰りの車では、ケーキ箱の中で「ピヨピヨ」と小さな声で鳴いてました。
我慢が出来なくて、何度も隙間から様子をうかがいました。
細い足をプルわせながら、必死にバランスをとろうとしてました。
ふわふわの毛も震えていました。
「寒いんかな」と聞くと、
「怖がっとるんやわ」と親が言いました。
『そんな怖がらんくてもエエよ、これから何があっても俺が守ったるわ』と心の中で呟きました。
するとヒヨコ二匹は震えるのを止めて、私の方を見ました。
そして安心をしたのか小さなフンをしました。
テレパシーが通じたのだと私は満足して、ケーキ箱をソッと撫でました。

自分の部屋で、段ボール箱に新聞紙を敷いてヒヨコを飼いだしました。
夜は寒いだろうと、白熱灯を近くに置きました。今思うと、さぞや眩しかったろうと思います。
水を飲む時に『クチバシに水を乗せつつ上を向く』という仕組みに大爆笑しました。
私に一番なつきました。
友達や従兄弟が遊びに来ると自慢してました。
ヒヨコはいつまでもふわふわのヒヨコではありません。
すぐに固い羽が生えて、鳴き声も「コッコッ」に変わります。
オスとメスで買ったハズなのに、両方ともメスだと解りました。
その頃から段ボール箱から脱走して、その辺にフンをしはじめました。
やがて家族から部屋で飼う事に対してクレームが出はじめました。
私が裏庭に鶏小屋を作る事態になりました。
金網や板を切り、釘で打ち付けての作業です。でかいプラモデルを作ってる感覚でしたが、後半は半泣きでした。
ノコギリやトンカチを下手くそなりに駆使しながら、やがて使い方を覚えました。
小屋が完成して、別居生活のスタートです。
(明日に続きます)


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二代目車

投稿日:2011/12/15
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今、乗ってる車はアトレーワゴンです。
それ以前に乗ってたのもアトレーワゴンでした。
初めての自分の車でした。
五年前、雨の坂道でスリップしました。
タイヤが擦り減っていたのでしょうか。ハンドルを取られケツが流れた勢いで車体が横転しました。
その後ガタンガタンガタンと箱が転がる様に追加で三回転がり元の態勢に戻りました。
後部座席の窓は全壊、タイヤはハの字に開いてましたが、元の態勢になった時はハンドルは辛うじて利きましたので、壁にぶつかって止まる事が出来ました。
ガタンガタンガタンとなってる時はスローモーションでした。
幸いな事に、後ろを走ってた車はワキを上手くすり抜け、反対車線の車は急ブレーキで止まってくれました。
一人でゴロゴロしただけのアホな大事故です。
当然、廃車になりました。
全身を打ったハズですが怪我はありませんでした。
その夜、頭を洗っているとガラス片がパラパラと落ちてきました。
初代は私の身替わりに死んでくれたんだと思っています。

次もアトレーにしたのはこういう理由です。

しかし、今回二代目が「走行距離19万キロ+車検見積もりの金額+燃費」との理由で引退を余儀なくされ、やむを得ず買い替える事にしました。
「納車準備が出来ました」と車屋さんから連絡がありましたが、車検が切れる当日まで乗る手続きをしました。
名残惜しいですが、その連絡までアトレーをアトレィと思っていました。


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睡眠不足

投稿日:2011/12/11
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眠りにつく間際に何か面白そうな話はないだろうか、と
他愛のないことを考えています。
どのくらい他愛のないことかというと、
うまい棒に新しい味を提案するならどんな味が良いか、とか位のもんです。
今日はこんなことを考えていました。
もし自分だったらどの芸能人を恋人にしたら面白いか、です。
私はあまり芸能人に興味が出ない男ですが、
誰を恋人にしたら面白いか、という点で無駄な考えを進めていきました。
やはりアクの強い人が面白いと思います。
現実離れした感じの人が面白いと思います。
そこで出てきたのが川島なお美です。
お笑いマンガ道場から一挙にセレブに躍り出た人です。
「私の血はワインでできている」とか言ってのける人です。
きっと面白いと思います。
例えば、食事に行く際もワインなんか置いていない
漁港の食堂とか、吉野家とかばかりをチョイスしていきたいです。
買い物がしたい、などと言うものなら大型ショッピングセンターに放ち、
私は外で一服している体でいきたいです。
プレゼントが欲しいと言ってきたら「こち亀第1巻」とか
「ブタミントン」とか全く興味がないだろうというものをあえて贈りたいです。
彼女にとっても色んな意味で思い出に残る事間違いないでしょう。
さて、今度は自分が女だったら、という気持ち悪い感じで考えてみました。
そこはやはり郷ひろみだろうと思いました。
店員さんを呼ぶ時や、店に入る時、車を降りる時などことあるごとに
ジャケットプレイをしてもらいたいです。
ジャケットプレイを嫌がった時点で2人の関係は終了でしょう。
むしろ、ジャケットプレイでしかつながりが持てない感じでいきたいです。
「俺とジャケットプレイどっちが大事なんだ!」と言わせてみたいです。
そんな気持ち悪いことを考えていたら眠れなくなってきたので
この「よみもの」に記しておきます。
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赤坂灯油

投稿日:2011/12/09
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部屋ではファンヒーターで暖をとってます。
毎回、9リットルもの灯油を腹に含ませています。
大食い選手権で言えば赤坂さんクラスでしょう。
先日、出かける前に警報音が鳴りました。
赤坂さんの給油ランプが点灯しています。
『おなかが空きました。動けません』言うとる訳です。
着替えてあとは部屋を出るだけでしたが、時間はまだまだありましたので、先に灯油を買いに行く事にしました。
近所のガソリンスタンドに青いポリタンクを持って出かけました。
風は冷たく、手は縮こまり、背中も丸まります。
セルフ式ですので、お金を投入してタンクに注いでいました。
その時です。
今日一番、否、今季一番の北風が吹きつけました。
ひときわデカイ身震い&クシャミが私を襲いました。
満タンまで残り少しまできていましたので、タンクからノズルを上げ気味にしていた事も災いしました。
ノズルから溢れ出す灯油。
慌てた私はタンクを倒してしまいます。
足元にはトクトクと灯油を吐くタンク、右手にはピタピタと灯油をしたたらせるノズル。
お店の人に謝り、ズタボロで帰ってきました。
服や靴や身体から灯油臭がしています。
全身発火の恐れもありますので、赤坂さんのスイッチはいまだに入れていません。
寒いです。


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