夏国雪島

投稿日:2012/05/30
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昨日のO&Aは「ガチャピン」がテーマでしたので、コメントを考えるためにネットで調べていました。
相方のムックも又しかり。
それによりますと、私とガチャピンとムックは誕生日が同じなんだそうです。
俄然、親近感が湧き、更に調べてみました。
ガチャピンは南国生まれの恐竜の男の子。ムックは北極近くの島で生まれた雪男の男の子。
ガチャピンの腕のボッチはエネルギーボールで勇気と力の源、
ムックの頭の上のファンは日本の気候に対応するための冷却装置、
こんな未知なる情報が目白押しでした。

他にも身長・体重は「165cm80kg」と「185cm110kg」、いわゆるアンコ型とソップ型です。
モデルは一説によると「ポールマッカートニー」と「ジョンレノン」、ですが都市伝説なんだそうです。
初期の設定では二人はガチャピンが師匠の「師弟関係」だったみたいです。
これも知りませんでした。
「ガチャピン」は冒険心旺盛なスポーツマンとして有名で、
1998年にはロシアの宇宙ステーションに行き、宇宙飛行を行った経験もあるんだとか。
これでは親近感がどこかへ行ってしまいます。
かたや「ムック」は『○○ですぞー』の口調でほぼ応援してるだけ。食いしん坊で大きな口を開けて食べ物を投げ込む姿がユーモラス。性格はのんびり屋なんだとか。
実社会では、こんな奴も嫌ですね。
そんなこんなで楽しい時間を過ごせました。
世の中の人間をガチャピン派ムック派で分けるならば、私はピエール派だと言わざるえません。


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祝十周年

投稿日:2012/05/28
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プリキュアが10年目を迎えるそうです。
あの番組が10年もやっていたのかと驚きを覚えます。
10年前、と言えば20代でした。
20代という懐かしい響きを久しぶりに感じました。
私の事はさておき、プリキュアが10年目を迎えるにあたっての
プリキュアとは何ぞや的な記事を読みました。
プリキュアは普通の女の子が妖精たちの力を借りて、
伝説の戦士・プリキュアに変身し、世界を征服しようとたくらむ悪に立ち向かう姿を描いたアニメです。
何回か見たことはありますが、あの敵キャラが世界を征服しようとしていた事を知りませんでした。
世界を征服しようとするにしては、出てくる悪キャラ、悪ロゴたちもどちらかと言えば
タイムボカンシリーズの雰囲気で、ちょっと寝ぼけた感じがしていたからです。
さて、そんなプリキュアの大いなる特徴とは、敵に対して素手で戦うというところです。
そして最初のプリキュアは主人公達のイメージカラーが白と黒という女の子向けとしては珍しいカラー設定で、
むしろ少年向けのアニメキャラに近い雰囲気で作っていたそうです。
素手で戦うのもそういう事でしょう。
しかし年月とともに、やっぱ女の子っぽさを出してピンクやら黄色やらをイメージカラーにもってきています。
そういった点はやはり少女アニメと少年アニメとの違いなのでしょう。
何せ、プリキュア同士の戦いを映画でやったら、映画館で泣き出す子供(多分女子)が続出したらしいのです。
逆に男子にとっては、別部門の主人公同士の戦いなんて、非常に燃える要素だったりします。
私は昔、千代の富士とアントニオ猪木とアンドレとタイソンが戦ったら誰が強いかで
友人と殴り合いのけんかになったことがあるので、それは男子特有のものなのでしょう。
プリキュアのヒロイン像は「りりしく、そして良く食べる」というコンセプトなんだそうです。
ヒロインがそういった姿勢であれば、憧れる女の子たちも「こうなりたい」と思ってくれるからという事ですが、
昔好きだったアニメ、あしたのジョー、ガッチャマン、ガンダム、キャプテン、プロゴルファー猿等の主人公に憧れたことは一度もありません。
力石の真似してトマトを立って一口で食べようもんなら、母親にアッパーカットを喰らった事でしょう。


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鉄板洒落

投稿日:2012/05/26
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少子化の影響か、自分の子供の教育に力を入れる親御さんが増加しているんだとか。
塾業界はウハウハみたいです。
そんな中、Yahoo!の子供用ページを閲覧して来ました。
子供用ページは「Yahoo!きっず」と呼ばれたがっているページで、
Yahoo!の右上辺りで見つけました。
『ちょボット』の名称のキャラクターが幅を利かせていました。
「授業や宿題に使おう!」ページや「『そら豆』を使ったレシピ」「人を助ける『働く犬』」等のページがありました。
検索機能も完備してあります。
「みんながよく調べる言葉ベスト3」が発表されてます。
1位「ゲーム」
2位「金環日食」
3位「米」
だそうです。3位がよく解りません。
ピックアップ記事の中に『絶対すべらない、テッパンのだじゃれ』がありました。

・「キャベツ」に虫が!「キャー別」のにして!!
・手裏剣の修理券
・潜水艦のセンスいかん
・校長先生ぜっこうちょう
・臭う服で二往復

ちょボット賞は「布団が吹っ飛んだ!」
ピョコたん賞は「朝食食べずに超ショック」
スナギモ賞は「バスガイドをおいてバスが移動」
でした。
今後、親御さんが力を入れるべきツボは、ここら辺りにありそうです。


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赤虫布団

投稿日:2012/05/25
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布団を干そうとベランダに出たら、何か動いてました。
よく見ると1mm位の赤い虫です。
あぶら虫っぽいフォルムでウネウネとのたくっています。
結構な俊足です。
気持ち悪いので雑巾で拭くと、潰れて赤い汁が出ました。
血みたいです。
その血痕を拭き取りながら気付きました。
赤い虫が無数に存在する事に。
こんな所に布団を干したりしたら、たくさんの虫どもと、今晩しとねを共にする事となります。
白いシーツも真っ赤に染まりかねません。
殺虫剤を吹きかけて退治する事になりました。
たかが布団を干そうとしたばっかりに、朝から大騒動です。
噴射後、しばらくして観察すると多数の死骸が散乱していました。
殺戮現場にて、殺虫剤と死骸を再度雑巾で拭きました。
布団を担いで近づくと、又、赤い虫がウネウネしています。
干す願いは叶いません。
調べてみると赤い虫は「タカラダニ」と言う名称みたいです。
・屋外性のダニで大きさ1〜2mm
・梅雨時の前に発生
・人や植物に被害は与えない
・つぶすと赤い汁が出る
・フェニトロチンやダイアジノンなどの乳剤を噴射すれば駆除できる
などと書いてありました。
温暖化の影響もあるとの事ですが、
フェニトロチンもダイアジノンも乳剤すらも持ってない私はどうしたら良いのでしょうか。
何より、乳臭い布団で眠る自信がないのです。


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亜背露裸

投稿日:2012/05/23
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肌荒れに悩むアラフォーの男です。
手荒れのひどさも痛むところですが、
最近ひどいのは顔周りです。
肌の調子が良いと気分も乗ってきますが、
悪いと何かパッとしないのは男も女も関係ないようです。
肌が荒れているとヒゲを剃る度に
「ギャー!」と悲鳴をあげているように思え、
剃り終わった肌は赤くところどころに汁気を帯びたりしています。
肌に良いのはビタミンC、というけれど
愛煙家である私はたばこを1本吸うごとに25mgのビタミンCを奪われていくので、ビタミンCは常に不足をしています。
そんな私ですので、肌荒れは一向に治らず、
気分も乗らず、頬づえをついて溜息を洩らしたりしていました。
しかし、今は何と肌がツルツルしてきたのです。
これは驚くべき変化です。
何をしたかというと「アセロラ」を毎日せっせと接種したからです。
アセロラのビタミンC含有量は群を抜いてトップです。
なので大量に摂取しなくてもサッと一日の摂取推奨量がとれるという訳です。
しかし、ここで問題なのはたばことの関係です。
たばこは、吸えばビタミンCを奪うニヒルな野郎です。
アセロラをせっせと摂れども、イタチごっこのような図式が成り立つわけです。
だったらたばこを止めたらいいじゃん、と言う人も多からずいらっしゃることでしょう。
私もそう思います。いっそのことたばこが一箱「1,000円」とかになれば、
吸いたくても手を出せなくなるので止めることも考えるでしょう。
しかし、今はギリギリで手を出せる範囲にたばこがいる為、
私としては手を出さずにいられなくなる訳です。
そんな訳でアセロラとのイタチごっこはヒートアップし、
私はガンガン摂り続けました。 がぶ飲みアセロラです。
そしてデットヒートの末、アセロラが勝った結果が美肌な俺となった訳です。
その闘いの道に落ちていたのは、大量のアセロラ空きパックとたばこ達。
結局、たばこ一箱「1,000円」と何ら変わらない現状が散らばっていました。


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河西浩一

投稿日:2012/05/20
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自転車を漕ぎながら、自転車を運んでいる人がいました。
前から走ってきた時、最初はすごくでかい荷物をかついでるんだと思ってました。
近づくにつれ、左肩に背負ってる物体にタイヤがついてるのに気がつきました。
乗ってるのも、背負ってるのも、どちらもピカピカのマウンテンバイクみたいな自転車です。
日焼けした顔、短く刈り込まれた茶色の髪、原色のランニングに原色の短パン、サングラスをした男性です。
サングラスは、川に油が浮いた様な、デーゲームで外野手がしてる様な、なんかそんなコチラが映り込むタイプのです。
「こんにちは」と声をかけましたが、無視して駆け抜けてしまいました。
「すいませーん」と大声を出すと、右手で『キキーッ』とブレーキをかけ止まります。
左肩から自転車を降ろす間に、側に近寄ります。

「何か?」
「あーえとー道を教えて下さい」
「どうぞ」
「あー駅はどっちですか」
「あちらへまっすぐです」

ここでお礼を言うと調査が出来ませんので、なんやかんやと引き延ばし探りを入れました。
河西さんについて判明した事は
・3コ年下
・京都出身
・サーフィンとサイクリングが趣味
・今日はデートだった
・デート中に彼女とケンカ
・ケンカの原因は秘密
・背負った自転車は彼女のモノ
・それは河西さんが誕生日にプレゼントしたモノ
・彼女はタクシーで帰ったみたい
・今、彼女の家に向かい中
・ケータイは出ない
等でした。
急ぎの河西さんをいつまでも足止めしても何なんで
「色々ありがとうございました」とお礼を言いました。
河西さんは不思議そうに見送ってくれました。


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指先保護

投稿日:2012/05/14
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なんでか指先の肌が荒れました。
皮膚科の先生は
「水を使うな」
「紙を触るな」
「粉は厳禁」
と無理難題を突き付けてきます。
紙と粉は何とかすり抜けられたとしても、水は難しいものです。
手を洗う事は出来ません。
「手を洗わざるおえない状態」に自分を追い込んだ時点で負けになります。
トイレも禁止にしてみましたが、半日で断念しました。
よく見るのですが、公衆便所では、たいていのオッサンは手を洗いません。
皮膚科の先生も、そのタイプなんだと思われます。
肌荒れの先輩らに学ぶと
「保湿力を高める為にラップを寝る時に巻く」
のが良いみたいでしたので、実践しました。
ハンドクリームを塗りたくった後にラップを巻き付け、更に手袋をして眠ります。
翌朝、起きてから観察すると、白くふやけていました。
無性に痒いので、我慢出来ずに掻きむしってしまいます。
すると軟らかくなった皮膚がボロボロになり、逆効果となりました。
安いのがウリのラップだからでしょう。
高価なラップを買ってやり直す事にしました。
高いだけあって、厚み及びフィット感、それに伴う安定感が全く違います。
翌朝、再度観察しました。
昨日より、白くふやけていました。


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亀甲年功

投稿日:2012/05/10
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亀の甲より年の功と言います。
老人は色んな役に立つ事を教えてくれるのです。
小学生の時、探検遊びが流行りました。
未開の地に乗り込んで、束の間のサバイバル気分を味わう遊びです。
アケビを取って食べたり、涌き水のポイントをオアシスと名付けたり、秘密基地を作ってナワバリを主張したりしました。
ある日、図書館でサバイバル生活の本を読みました。
遊びではない本当のサバイバルでは、蛇やトカゲや鳥なんかを捕まえて食べる事を知りました。
私は探検仲間に「何かを捕まえて食べようや」と呼びかけました。
本には『蛇の皮は、首の下に傷を付けてシッポを引っ張るとスルッと剥ける』と書いてあります。
実際にやってみると、ブチブチと切れるだけです。
その上、手には、どれだけ洗っても消えない青臭さが残ります。
蛇は諦めました。
他の生き物を探しますが、小学生に捕まえられるヤツはそういません。
木本が「亀は?」と言いました。
さっそく川に浸かって亀を捕りました。
木本のお祖母さんがやって来て言います。
「アンタらそんな悪さばっかして。アカンやろが!」
私達は川の中で佇みます。
「昔な、あそこの子が亀をようけアンタらみたいに捕まえてん。」
「ほんで、ドラム缶に亀を放り込んだんや。」
「可哀相に、亀はポンポン破裂したんや。」
私は単純に「面白いやん、ソレ」と言いました。
「阿呆か。その子はなあ」お祖母さんは諭す様に続けます。
「手が亀みたいになってしもたんやで!」
私達は大爆笑しました。
「亀のタタリなんやわ」

お祖母さんの目の前で、全ての亀を逃がしました。
サバイバルで何かを食べるようとするのを、卒業したのです。



今日のよみものは、ひょっとすると以前に書いた内容かもしれません。
もしそうならば、端々の言葉の違いを堪能して下さい。


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韮道端草

投稿日:2012/05/07
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暑い午後、道端でビールとメンチカツで宴を開きました。
その流れでフワフワしたまま歩いてました。
街中の草が生えてる道に差し掛かと、一人の女性がしゃがみ込んで何かをしています。
傍らには赤い自転車が立っています。
「何をしてるんですか?」声をかけました。
声に気付いた女性を見ると、左手に20cm位の草を束にして握っています。
「何してるんですか?」と再度問いかけました。
しかし、女性は困った表情で何も答えません。
「草?」と私。
すると女性は
「クサデハアリマセン」
と始めて口を開きました。
「草やん」
「タベマス」
「それを?」
「オイシイネ」
「どんな味すんの?」
「ウーンワタシニホンゴニガテデス」
「どこの人なん?」
「チュウゴクデス」
「ふーん」
中国をよく知らない私は、とりあえず一緒にその食材になる草を摘む事にしました。
「コレやな」
「チガウ」
「コレか?」
「チガウ」
「ちょーもっかい見して」
「ハイ」
「コレが食べれんのかあ」
「ハイ」
一本かじってみると、ニラの香りがしました。
「ニラやなあ」
「ヤイテタベマス」
「ちょっと苦いな」
「ヤイテタベマス、タマゴトヤイテタベマス」
シャッキリしたニラの味で酔いもすっかり醒めました。
ニラを探しますが、私が摘む草がことごとく違うので、女性は呆れてるみたいでした。
必要な量を詰んだみたいで、女性は自転車のカゴに草を入れ言いました。
「カエリマス」
「コレもあげるわ」
私からのプレゼントの草束を
「チガウチガウ、コレモチガウヨ」
とピンピンとより分けて
「アリガト」と言い自転車をこぎだしました。
「バイバーイまたねー」女性を見送った後、一人で探しましたが一本も見つける事は出来ませんでした。


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由実進行

投稿日:2012/05/06
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たまたま流していた音楽番組でユーミンのライブ映像が流れていました。
ユーミンの声には1/fの揺らぎみたいなヤツがあって、それが聴く人を惹き付けるのだというのを、どこかで聞いた事があります。
他に美空ひばりや宇多田ヒカルやジャパネットの社長もその声を持っているのだとか。
他の人は分かりませんが、私の場合は圧倒的にユーミンの声より様子の方が惹き付ける要素です。
流れていたライブ映像では、ユーミンがお金持ちのフランス人みたいなモダンなコーディネートをしてステージに立っています。
ライブにモダンな出で立ちという部分でも、だいぶ目を奪われるのですが、
その姿で曲に合わせてノリノリで踊っています。
足を上げ、腰を振り、笑顔で手を上げ観客に『ノってるかい?』とポージングする彼女は、どんなパフォーマーよりも破壊力があります。
それはモダンな格好をしているユーミンだからでしょうか?
いいえ、違います。
どんな格好をしていてもユーミンそのものが何より素晴らしいのだと思います。
どうかこれからもその鈍い輝きに磨きをかけて、色んな意味で私たちを魅了し続けていってもらいたいです。
ユーミンはいつまでたっても進行形なのです。
誰一人望まなくとも。


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