笛吹行進

投稿日:2011/07/24


森山直太朗の太陽のPVを見ました。商店街をギターを弾きながら歩いてると気付いた人々が後をついて来る設定でした。直太朗はギターとハーモニカだけで無く、背中に大太鼓もくくりつけその上に更にシンバルを載せてました。で熱唱。
老若男女問わずにぞろぞろと百人位の大行進です。
こんな物語があります。『ある村にネズミが大発生して困っています。ネズミを退治したらお礼に100万あげるわと村人たちが言いました。それを聞き付けた旅人が請け負います。笛を吹きました。すると村中からネズミがワラワラと現れて旅人の後をつけて村から去っていきます。次の日、旅人は村に戻ってきました。お金が惜しくなった村人たちは1万を渡すのみ。「約束が違う」と言う旅人。しかし多勢に無勢、押し切られた旅人は100万の約束を反古にされました。怒った旅人は再び笛を吹きました。すると村人たちの子供がワラワラと押し寄せて旅人の元へ。大人の村人たちは必死に止めますが子供らは聞く耳を持ちません。そのまま旅人についてったまま、二度と帰らなかったのです。』ご存知ハーメルンの笛吹です。うろ覚えですが、確かこんなストーリーだったはず。
幼い私は、旅人の笛の音はどんな魅力的な物なんだろうとか、自分の住んでる所にこの旅人が来たら自分もついてってしまうのだろうかとか想像しました。そして羨ましく思ったりちょっぴり怖く思ったりしたものです。
森山直太朗が私の住んでる所に来ていても何も変わらなかった事でしょう。
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野良洗熊

投稿日:2011/07/21
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兵庫でアライグマが女性を襲ったそうです。
っていうか、アライグマはそこらに居るものなのでしょうか。
何にせよ、犬の散歩中に飼い犬とアライグマのバトルが勃発し、
アライグマを追い払おうとした飼い主が噛まれたみたいです。
昔、散歩中ではないですが家の庭にいたらイノシシがやってきて バトルを繰り広げたことがありますが(もちろん勝ちました)、歩いていてアライグマに遭遇することはなく、驚きです。
兵庫では結構な確率で犬の散歩中にアライグマに襲撃されるそうです。
どうやらペットとして飼っていたアライグマが野生化し繁殖をしているようです。
アライグマと言えば、ラスカル。
あの可愛らしくスターリングの後をついていくラスカル。
ヘの字口のラスカル。
ラスカルに今回の件についてインタビューしてみました。

記 者:アライグマの事件ですが、可愛いアライグマとして世間に地位を築いたラスカルさん、どう思われますか?
ラスカル:っていうかね、ラスカルとアライグマを一緒にしちゃダメだよね。
記 者:どういう意味ですか?
ラスカル:ラスカルは別物だからさ、だってアライグマなんて見た目から違うよね? がぜんこっちのが柔らかそうだしね。
記 者:では別物だからアライグマが人や犬を襲ったのは分からない、ということですか?
ラスカル:分からないことはないよね、ゆっても野生だから触るもの皆傷つけちゃうこともあるしね。アライグマなんて怖くないだろ、なんて思われてっとさ、本当の俺知らないんだろってね。
記 者:本当の俺、ですか。
ラスカル:硬派なのよ、基本。 だからやっぱ誤解されちゃうこともある。
媚び売らないしね、知らない子からのチョコとか要らないって返しちゃうしね。
冷たいって思われがちだけど、違うんだよね。 俺、本当に愛した人しかダメなんだよ。
だから可哀相じゃない、はっきりさせないと彼女前に進めないじゃない。
記 者:はぁ
ラスカル:女の子は皆、いつでも輝けるんだよね。 だからいつまでも立ち止まってちゃダメなんだよ。
俺を乗り越えたところに本当の輝きを見つけだせるって。
記 者:…っえーでは、インタビューはラスカルさんでした。ありがとうございました。
ラスカル:あっファンレターとか、もし届いても受けとれないからさ、適当に処理しといてね。 あっ今のオフレコでね、デヘヘッ。


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風命名権

投稿日:2011/07/20
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今回の台風はマーゴンという名前です。
名前を付けていることを初めて知りました。

〜平成12年の台風第1号にカンボジアで「象」を意味する「ダムレイ」の名前が付けられ、
以後発生順にあらかじめ用意された140個の名前を順番に用いてその後再び「ダムレイ」に戻ります。〜

調べたところそういうことらしいです。
マーゴン、どういう意味なのでしょうか。
これは香港が命名し、意味は「山」なのだそうです。
日本もいくつか命名していますが、やはり日本語だからでしょうか
何かしらの違和感を覚えてしまいます。
「テンビン」「ヤギ」「ウサギ」「カジキ」「カンムリ」「クジラ」「コップ」「コンパス」「トカゲ」「ワシ」…などが日本が付けた名前です。
すべて星座の様ですが、どうにもパッしない感じがします。
クジラやワシとかは百歩譲って良しとしても、コップやコンパスってどうでしょうか?
日本列島を縦断する台風○号、通称コンパスは円を描いてやって来ました、と言いたいのでしょうか。
何ら危機感を感じません。
名前負けとはいいませんが、やはり名前からの想像は誰でもするものです。
チーム名が「マリオ」なら、口ヒゲ集団かとやはり思ってしまいます。
デビュー曲が「うな重下さい」なら、土用の丑の日しかかからないような、しょっぱい結果となってしまいます。
できればもう少し、強そうなイメージでお願いしたいところです。


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夏休之友

投稿日:2011/07/16
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ビビる大木が上半期のテレビ出演本数トップのタレントらしいです。
あまり、見かけませんがそうなのでしょうか。
東海地方では無駄に見かける坂東英二的な感じでどこかではたくさん見かけるのでしょうか。
見かけると言えば浮足立った子供たち。
月日が過ぎるのは早いもので、もう夏休みです。
夏休みと言えば夏休みの宿題が圧倒的な存在感を見せます。
休みの気持ちとはかけ離れた分厚いドリルや夏休みの友等々。
ポスター制作や習字、読書感想文等の苦手項目は休み前半に仕上げる感じでした。
自由研究もありました。
今の子供たちはネットという便利なもので色々と調べられたり、
参考となる自由研究の題材等がありますが、
私たちの頃はたいがい頭を悩ませる宿題の一つでした。
今となっては、自由ならそれこそ坂東英二がテレビでゆでたまごを食べる数を調べたりしても
立派な研究材料になるのに、そういった柔軟性は子供の時分には出てこないものでした。
100%何の役にも立たない研究ですが。
絵日記なども書かなくてはいけないし、遊ぶ暇ねぇじゃんと放っておいたら母親にど叱られました。
その後、一ヶ月分の新聞を遡り、天気と気温を書き写す作業を汗にまみれてした翌日8月31日に夏休み中の天気と気温が一覧で載っていた時のへこみ様ったらなかったです。
夏休みに限らず、宿題に関しては色々怒られた記憶があります。
ドリルなどはやったは良いが「字が汚い」と母親に消しゴムでキレイに消され、やり直しをさせられた事が多々あります。
宿題をやらずにぼんやりし20時になったのでプロレスを見ていたら母親から「宿題はしたのか?」と問われ、「いや、今、猪木が…」と言ったら
「猪木が勝とうが負けようが、お前には何の関係もない」と言われた時は「猪木とプロレスと俺」という部屋とYシャツと私的な図式が出、確かに、何一つ関係がないことを実感し何一つ反論できぬままテレビを消した記憶があります。
夏休みの楽しみ方も宿題の片付け具合にかかってます。
そして誰か猪木がテレビで「元気ですかー」と言った数を自由研究にしてもらえないでしょうか。


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井森美幸

投稿日:2011/07/15


最近、昔の歌がよくテレビに出ています。
何かと話題の倉木麻衣が井森美幸に似ていることを発見しました。
ちょっとなぁ、と思うこと色々あると思います。
気持ちで言うと2割傷つく感じです。
井森美幸に似ているってことも、オリエンタルラジオのチャラくない方に似ているってことも。
担当の美容師がずっと名前を間違えるとか、頼んだチャーシューメンのチャーシューが端っこばかりとか。
別に取り立てて大声を出すほどでもないです。
井森美幸に何の落ち度もありません。
チャーシューも端っこだろうがチャーシューです。
ただ、何となくちょっとなぁと思ってしまいます。
話は変わり、教育テレビでみんなのうた50年というのがやっていました。
みんなのうたが誕生してから50年、さまざまな歌が生まれました。
かつて合唱団で歌を歌っていた人たちが再度集まり、懐かしい童謡等を歌っていました。
一人のおじさんの着ていたTシャツがハードロックカフェでした。
ちょっとなぁ、という気持ちになりました。
また、時代と共に歌もだいぶ変化し、今はアイドルみたいな本格ダンス+歌みたいなのもありました。
歌のお兄さん・お姉さんが遊びに来ました的に、とある小学校の体育館で小学生を前に本格ダンス+歌を披露していました。
最終的には小学生たちにも「さあ!一緒に歌って踊ろう!」と体操服に赤白帽の生徒たちを躍らせていました。
もちろん、本格ダンスで。見ているこちらの胸が痛む感じです。
ちょっとなぁ、と思ってしまいました。
何とかせななりません。
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肌着宝物

投稿日:2011/07/13
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早めの梅雨明けです。
山下達郎は「ばいうあけ」と言っていました。
サンデーソングブックで。
どんなポリシーかは分からないところですが。
暑さも梅雨明けしたんだからと言わんばかりの気温を叩きだしています。
節電風の吹く世間、クーラーを入れる手を止め
人はどこへ向かおうと思うのでしょうか。
スーパーに置いてある椅子にて爆睡をする人を見ました。
同い年くらいの男性が一目をはばからずの昼寝をしていました。
その爆睡ぶりは口をわずかに開け、黒いTシャツにべっとり白くヨダレを垂らしていました。
家に居ても暑いだけだったのでしょう。
もしかしたら奥さんに「どこか行ってちょうだい」と追い出されたのかもしれません。
色々な候補が出ましたが、不況の昨今。
お金をいかに使わずに思いを馳せれる場所を模索したに違いありません。
涼しい所で眠りたい、と。
そして突き動かされて降り立った場所がスーパーでした。
どのくらいの突き動かされ度かと言うと、
彼が着ていた黒いTシャツはとあるプロレス団体のものでした。
選手のサイン付きです。
きっと大事なやつに違いありません。
それを犠牲にしてまでの行為に私は、心でそっと「GOOD LUCK」と親指を立ててその場を去りました。


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兄弟姉妹

投稿日:2011/07/07


川べりを歩いていると、カモの親子を発見しました。
子カモはしっかりと親の後をついていました。
子カモはだいたい5〜6羽くらいいました。
いわゆるおそ松くんです。
親はそれぞれに名前を付けたりするのでしょうか。

「お母さーん、待ってよー」
「ちゃんと付いておいで、トドカモ」
「チョロカモだよ」
「チョロカモ、そうチョロカモ」
「今日は何をするのお母さん?」
「今日は水面をすべるように泳ぐ練習だよ、カラカモ」
「一カモだよ」
「一カモ、そう一カモ」
「うちには何でお父さんがいないの?」
「お父さんは大抵、子育てに参加しないものなのよ、カラカモ」
「十四カモだよ」
「十四カモ、そう十四カモ」
「お母さん、今日のご飯何?」
「あっちの方の水草だよ、おそ松」
「おそカモだよ」
「おそカモ、そうおそカモ」
「お母さん、今「松」って言わなかった?」
「何を言っているのかお母さんわからないわ」
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記念之館

投稿日:2011/07/03
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坂本竜馬と手塚治虫と宮沢賢治の三人に共通する事柄があります。
あるいは司馬遼太郎と中原中也と松本清張と野口英世の四人にも共通する事柄があります。
はたまた永井豪と水木しげると棟方志功の三人も又しかり。
これを出すと大半の方は解ると思いますが、
岡本太郎と寅さんと北島三郎の三人ではどうでしょうか?
上記の十三人は全員が自分の記念館がある人達です。
寅さんは渥美清ではなくて「寅さん記念館」って所が注目です。
実は上記のメンバーにびっくりする位私は興味がありません。
この中で過去私が訪れた事がある記念館は、水木しげるのだけです。
それも水木ロードで妖怪のオブジェ達と面白写真をジョイントした流れでたまたま辿り着いたってだけです。
水木しげる記念館に水木しげるはいませんでした。
漬物屋前の梅宮辰夫像風にオブジェが居ただけでした。
そんな事はともかく、記念館建設の経緯が自分発信なのか他人発信なのかはよく解りませんし、それらを建てる事で何らかの円的な大人の目論みを算段している地方自治体もある事だと思われます。ここでは深くとっちめませんが。
そんな中、この記念館は自分発信(もしくは嫁発信)で建てたいと言い張り、建設費も自分持ちに違いないという記念館を見つけました。
落合博満記念館。
落合は監督中でいないでしょうが「ふくし」は館長で就職してるかもしれません。
自画自賛ぶりに「天晴」を差し上げます。
100%訪れませんが。


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天運発売

投稿日:2011/07/02


大相撲の名古屋場所がそろそろ始まります。
八百長問題で注目を受けてましたが、震災でそんな事はどうでも良くなった感があります。
猪木が一番慌てたとか。
そんな事はさておき、私が小学生の時に世の中は千代の富士ブームでした。
現実の人気が高まり過ぎて、筋骨隆々の外人顔の男がウルフマンやらリキシマンやらの名前を使い分けて登場していたものです、ゆでたまご作キン肉マンの中で。
確かウルフマンかリキシマンのどっちか(同一人物ですが)がルービックキューブマンには張り手で六面体の全てを同じ様に腫れさせて快勝したのもつかの間、バネの超人に締め付けられて身体がバラバラになって負けた記憶があります。バネの超人は確かスプリングマンとか言う悪い超人だったでしょうか。
そんな大相撲ブームの嵐が鎮静化しつつある中での出来事を今日は報告したいと思います。
元幕内力士で現在歌手の大至とシンガーソングライターの小田淳平の二人が横綱白鵬の応援歌を発売したらしいです。
タイトルは『天運』らしいです。
てんうんと読むのでしょうか。
「人には天から授かったものがある。自分は日本文化の横綱を宿命としてやっていきたい」とは白鵬の弁らしいです。
白鵬は先場所も場所入りする車中で発売前の『天運』を何度も聴いたらしいです。
「気持ちが良くなり、緊張感を静めてくれる」とは白鵬の弁らしいです。
世の中にはこんなにも面白い事柄がそこかしこに転がっています。
皆さんも名古屋場所に注目しましょう。
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夏進化論

投稿日:2011/06/27


朝、窓から子供の話し声が聞こえてきました。
「お母さーんお母さーん!」
「何?」
「……になっとるー!」
「……しなさい」
「嫌やー!」
「………」
バタバタと走り回る音がします。朝っぱらから元気やなあと思いつつこちらは布団に滞在し続けました。
しばらくして又
「お母さーんお母さーん!」
「何なのよもう!」
「…がサナギになってんのよー!それでなー突っついたらなー汁がでてきたのー!」
「……なさい!」
「嫌やー!」
「………」
自分が子供の時より最近は確実に暑さが増しとるよなあ、30度超えたら大騒ぎで35度なんて、夏休み中に一回あるかないか位やったと思うんやけどなあっと考えつつ扇風機を回しました。
こんだけ暑い中で成長した子供は自分の世代よりも暑さに対応する何らかの進化を遂げるんやろうと思われます。
大あくびをしていると又声がしました。
「お父さーんお父さーん!」
「……ん?」
「あのねー水鉄砲にねー!」
「……ん?」
「氷入れて欲しいんー!」
「……よ」
「嫌やー!」
「……よ」
「あーんあーん氷ー氷ー!」
子供が泣き出した所で遂にお母さん登場です。
ピシャッ!「いい加減にしなさい!!」
「あーーーん!」

『最近の若い者』に接している『最近の古い者』も進化しているのでしょう。
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