常連偽武

投稿日:2011/05/11


こないだ車に乗っていたら、歩道を走る人がいました。
走る用の恰好で、なぜか両手に葉のついた折れた枝を握りしめていました。
何かの儀式でしょうか?
世の中には自分の知り得ない事がたくさんあります。
知り得ない事、といえば常連客というカテゴリーです。
私は常連面するのが好きではないので、よく行くお店は大抵いつも初めてのように接してくれるところが多いです。
しかし、周りには「いつものね!」的な場所を持ってみえる方が多くいらっしゃいます。
常連という場所はやはりその人にとって、得るものが多かったり癒されたり励まされたり何だかんだと良いと思う部分があるのだろうな、と想像はします。
先日、とある居酒屋に行きました。
もうだいぶ遅い時間でしたので閉店ぎりぎりな感じでした。
店にはカウンターに2人、おかみさんが1人でした。
とりあえず生中を注文すると、ものすごく時間がかかって出されました。
泡のあまり立っていない、見るからに美味しくなさそうな生中です。
まずは一口、やはりあまり冷えていません。
もう閉店近いから、という理由ですが食べるものもありませんでした。
適当に焼き鳥を注文したら、びっくりするほど美味しくありませんでした。
これに一体いくら払わされるのだろう。
続いて頼んでもいないのに何か煮物的なものも出されました。
これもびっくりするほど美味しくありませんでした。
仮にも居酒屋です。 酒も肴もイマイチではいかがなものかと思います。
しかしこの店にも常連客がいます。 毎日足繁く通っている風なお客様がいます。
その人、ニセたけしのように何かにつけて「知らねーよ、バカヤロ」「何言ってんだよ、コノヤロ」とバカヤロコノヤロで会話をします。 そしてベロベロに酔っています。
このお店でここまで酔えるというのは、ある種才能のように感じてしまいます。
ちなみにおかみさんは可もなく不可はある感じの人です。 目当てにはなり得ません。
ニセたけしにとってのこの場所には一体何が魅力的なのでしょうか。
と、いいつつも別に知りたくもないのですが。







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指名辞退

投稿日:2011/05/06


「一球入魂」について考えています。
主に野球選手が一つのプレーに魂を込めて競技するという事です。
球を使う競技はたくさんあるにもかかわらず野球の専売特許になっています。
野球が優遇されている訳です。
先日、とある草野球チームから勧誘を受けました。
ご苦労な事に、土日の朝や平日の夜に中学校や河川敷のグランドで活動をしているそうです。
『エエ大人が』
対戦チームはインターネットでも集ってバリエーション豊かで、複数のチームが参加する大会もちょくちょく開いているらしいです。
『エエ社会人が』
ただチームのメンバーが結婚して家族サービスで時間を取られたり、奥さんからエエ顔されへんだりで徐々に集まりが悪くなっているとの事です。
『そらそうや』
地元の強豪チームが弱体化・消滅の危機とはとても残念な事です。
新しいユニホームを作る予定があるからタイミングもバッチリやしと言われました。
ただ「一球入魂」で野球だけが優遇されている現状に抗議する意味で今回は断ろうと思います。
悪しからず。







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日曜尾崎

投稿日:2011/05/04


昔は全く興味がなくて聴かなかったのですが、最近聴き出すと止まらないものがあります。
日曜のお昼からNHKでやっている「のど自慢」です。
だいたい出かけていることが多いので、もっぱら車中ラジオ派です。
こないだ聴いた回は、その地域のレベルが高くどの人もとても歌がうまかったです。
ただ、「ものまね」的な歌い方が多いようで五木ひろしなどはどうあがいてもコロッケの風合いが出てしまい、なぜか残念な気持ちになります。
のど自慢からものまね自慢みたい。
ラジオなので、映像が想像となります。
しかしそれが余計な先入観なく、番組を楽しむ大きなポイントなのかもしれません。
のど自慢というと、色々な曲が聴けるのも魅力のひとつです。
岸壁の母からAKBまで、幅広いです。
そして流れてきたのは尾崎豊。
懐かしく思い、口ずさむとあることを思い出しました。
場末のスナックで氷雨を歌った時、店の常連客に
「君の声は尾崎豊だね!」とポンと肩を叩かれたことがあります。
それはいわゆる、「スナックあけみの尾崎豊です」や、
「来夢来人の尾崎豊です」といったこととなります。
歌は中止しました。 尾崎を歌った人は鐘2つでした。
何故かやり場のない気持ちになった日曜の午後でした。







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笹身商品

投稿日:2011/04/30


昔、犬を飼ってました。最初が小鉄で次が貴丸です。
雑種と柴犬で二匹とも小さい犬でした。
味噌汁をかけた仏壇のご飯や魚のアラを炊いたのとかが主食でした。地面にお菓子をこぼした時に仕方なく「来い」と呼ぶと、尾を振ってせんべいやきんこ等の特別なご馳走を食べていました。
先日ペットの餌売り場に行きました。
ペットは単体でいる時の匂いと集団でいる時の匂いでは、こちらにかかる圧力が違います。
ペットショップに行くと、その圧力を受けてダメージを負いますから極力行かないのです。餌売り場にペットはいません。
安心して物色できます。
一つ発見をしました。
『ペット業界はササミで持っている』と。
ざっと見てみただけでも、ササミ薄切り・ササミ角切り・ササミチーズ・ササミそうめん・ササミチップス・ササミふりかけ・のしササミ・タラ入りササミ・ササミ生ハム風、等々これでもかのササミ商品開発ぶりです。
「紗」と言うブランドや「霧島鶏使用」を押す商品までありました。
ササミのくせに。
昔ながらのブタ耳や砂肝は端で小さくなっていました。
ササミと並んで、お菓子も充実していました。
ビスケットやクッキーは何となく理解できますが、鯛焼き・コッペパン・さつまいもボーロ・ミルクガムまでありました。
小鉄や貴丸は口にした事どころか存在すら知らない商品目白押しでした。
健康に気遣かった「りんごポリフェノール入り」まで行くとよく解りません。
さらに食後には虫歯・口臭対策にクロロフィル配合のオーラルケアガムを食べさせましょうとの事。
ペット業界はどこに向かっているのでしょう?







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浮沈艦男

投稿日:2011/04/21


(昨日の続きです)
入場が始まり列が前進しだしました。そのマフィア男は大分、あとの入場番号だったので私は「じゃあねーまたねーお互い楽しもやねー」と言って別れ、先に会場に入りました。
ワクワクしてステージ前で待ってました。
ふと後ろを見ると後から会場入りしたマフィア男と目が合いました。
なんせ、でかい上に周りに人がいなくなる性質があるのですぐに見つけるのです。
「ヒューヤー!」と雄叫びをあげて近寄ってきました。片手にまたまたビールを持っています。
私の周りにギュウギュウにいた他の観客は、やっぱり十戒ってな感じでスペースを作りました。
「ワタシココイル、アナタヨイカ」「かまへんよ、おれさ」「イルヨー」「声でかいなー」「カラダモデカイネ」「外人がクロマニヨンズ好きって変わっとんなあ」「ハイロウズ(前身)モスキデスネ、iPodマンタンネ」「知らんがな」
話の流れで頭を叩いてしまいました。
「ウィーー!!」テンションが上がったマフィア男は声がさらにでかくなり、ついにまだライブが始まっていないフロアで踊りだしました。ハゲたスタンハンセンが場外乱闘をしているみたいでした。踊りながら、アメリカから八年前に来た事や名前はクリスという事等を教えてくれました。
「アメリカ代表はクリース!日本人負けんなよー!」と他の観客に叫んであげると大はしゃぎして何かをアピールしていました。
ライブが始まるとクリスは案の定、すぐに酸欠状態になり、黒コートも汗でびっしょりになりました。
四曲目でさすがに見かねた私は「おいクリス!暑苦しいからそれ脱げや」と言うと、コート・カッターシャツ・Tシャツを脱ぎフロアで只一人の裸になってしまいました。
Tシャツを頭の上で振り回してジャイアンツの応援団みたいになってます。
私は「白人は背中の毛も金色なんやな」と呟きライブに集中しました。
ライブ終了後、踏まれてボロボロになったクリスのコートとカッターシャツを見つけてあげて手渡しました。
「ユーアーソークールアンドキュート!」
茹でタコと化したクリスと握手して別れました。
会場横に黒塗りのリンカーンが横付けされていました。裸のクリスが荷物(コート等)を助手席にいた若い衆に渡した後、後部座席に乗り込んだのが見えました。
若い衆は黒スーツにサングラスでドアを音がしない様に閉めます。
私はライブ前に「お前仕事なんやっとんの?」の私からの質問に、気まずい顔で「ニホンゴムツカシイネ」と言っていたクリスの顔を思い出していました。







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異国任侠

投稿日:2011/04/20


クロマニヨンズのライブに行ってきました。
Zepp名古屋で夕方からの開始でした。
毎回チケットが取れたら行くのですが、今回は取れずに残念に思っていた所、追加公演の分でかろうじてゲット出来たのです。
クロマニライブ初の人も含め四人で乗り込んだのですが、異様に会場に早く着いてしまいました。
開演3時間前です。
しかたなく名駅をぶらつきましたが何も手持ち無沙汰を解消できません。結局会場横にあるサイゼリアにて時間を潰す事になりました。
開場の時間が近づきました。汗だくになるのが解っていますのでロッカーに上着を入れ半袖半ズボンで列に並びます。
さすがに、日が暮れると寒くて半ズボンは皆無です。
サイゼリア出口横の喫煙コーナーに身長180オーバー&スキンヘッド&黒のロングコート&サングラスの白人の男が酒を片手に立っていて、イエローモンキーどもの行列を睨みつけていました。周りは誰一人として近寄ってませんでした。サングラスをでこにあげ鋭い青い瞳をぎょろつかせ、ぐいぐい酒を呑んでいました。
たまたま私が並んで待つ場所が喫煙コーナーのどまん前でした。
列はいっこうに進みません。
黒コートからすると半ズボンで寒がっている私は猿に見えた事でしょう。ずっと視線を感じていました。
しかし猿には猿の意地があります。
「アーユーマフィア?」と小声で尋ねてみました。
男はWの耳にイヤホンをはめていました。幸いな事に私のおふざけ台詞はイヤホンで防御され聞こえなかったようです。
「セーフセーフ」と呟きました。すると男がノッシノッシと近づいてきました。
Wイヤホンを外しました。
もっかい言うてみろと目が口以上にモノを言いました。
「アー、アー」私の言葉は言葉になりませんでした。
マフィア男は酒臭い息を吐きつつ私の口に耳を近づけてきました。
絶体絶命とはこの事です。
「アーユーマフィア?」
思いきって小声で言ってみました。
するとマフィア男はニヤリと笑い黒コートの中に手を突っ込みだしました。
ナイフ・拳銃・マシンガン等の危なげな名称が頭をよぎりました。
マフィア男は黒コートの下に黒カッターシャツを着ていて、その下に黒Tシャツを着ていました。その黒Tシャツの胸に「OiUmbobo」と書いてあったのです。
今回のクロマニヨンズのツアータイトルが「ウンボボ月へ行く」で、それはツアーTシャツでした。
ツアーTシャツはライブ前に売店で並んで購入する物です。キョトンとしている私にミーは今回のツアーは二回目の観賞で、このTシャツは前に来た時に買ったんだぜというような事を片言の日本語で私に告げたのでした。
クロマニヨンズが好きなのに一緒に行く人がいない寂しさとワクワク感と恐ろしい自分の風貌の狭間で、酒を飲んでいただけみたいでした。

(明日に続きます)







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褒美之飴

投稿日:2011/04/17


「飴とムチ」と聞くと背中が痛くなります。
エジプトでピラミッドを造っている現場でした。一辺が自分の背丈より長い立方体の岩を私を含めた8人がかりで丸太の上を滑らせていました。
丸太を後ろから前にセットする係が8人、合計16人のチームでした。
丸太係は素早さが、岩係は安定した持続力が求められていました。
最初は体力も充実していましたし、ちょっとコレおもろいやんみたいな興味もあって順調に運んでいたものです。
やがて徐々にピラミッドが高さを持ってきました。
岩を運ぶ角度が増して、距離も長くなりました。
肉体的な疲労も増してきました。
土埃やむせかえる体臭で面白さも無くなりました。
日本よりもかなり暑いですし、乾燥もきつかったのです。
丸太係の一人が手を滑らせて丸太を下まで転がしてしまいました。
取りに行っている間、岩係は待っています。
ようやく丸太を持ってきてセットし直し進み出しました。
汗が地面に落ちるとジュッと音がしました。
頭が痒かったのですが両手がふさがっている為に掻けませんでした。
爪も指先も真っ黒でした。
私の前の人が「アッ」と声をあげて転びました。
岩は旋回して壁にゆっくりとぶつかり、そしてめり込みました。
通路は大渋滞になりました。
監督が飛んできて「直せ」と命令をしましたが、岩を動かせません。
結局、岩を粉々に崩してしまう処置がとられ、粉砕チームの8人がニヤニヤ笑いながらやってきました。
その夜、簡易裁判が開かれました。
転んだ人と丸太を落とした人がムチ打ち16回、その他のメンバーがムチ打ち8回と判決が出されました。
粉砕チームには飴が配られました。
ムチは太く、背中にミミズ腫れが出来ました。痛みでシャワーが浴びれなくなりました。
16回ムチ打たれた二人は「もう辞める」とその日に荷物をまとめて去りました。
隣の部屋で粉砕チームの一人が「褒美が飴って割に合わなくねえか?」とブツブツ言っていました。
私も「飴はいらんなあ」とつぶやきました。







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九州事情

投稿日:2011/04/15
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昨日の続きです。


四人でタコ焼き屋に行きました。紹介してもらっているという、普段にはない状態にテンションが上がります。
寡黙な男を気取って会話に参加せず、8コのタコ焼きを一分で食べつくしました。
三人はまだ1コしか食べてません。
手持ち無沙汰になりジャンプを読んで過ごします。
ようやく三人も食べ終わり、皆でカラオケボックスに行きます。
女の子と密室に入っているという現実にテンションが上がります。
B'zを延々と唄い、アピールしてみました。アローンとか。
選曲を大切にする余り、会話はしません。
お開きになり、その翌日に連れの彼女から連れに「絶対に無理っ」と返事をもらいました。
そんな経験をしてましたので「変わらなきゃ」の思いは募ります。
明日は、久留米を出て三重に帰る日でした。
ドーナツ屋のバイト仲間らで飲み会がありました。
「今までありがとう」的な四年生を送迎する集いです。
このままでは久留米に何も足跡・思い出を残せません。今さらですが焦ります
二つ下の昼間バイトに入っている派手な娘がいました。
実はシフトの入れ替わりの時に微笑んでくれた事があり、密かに恋心を抱いていました。
「もう会えなくなる&今しかない」思いきって勝負にでました。
「一緒に三重に行こう!」と皆の前で言いました。
女の子は「アナタの名前も知らないのに〜」
酔った振りをして誤魔化し、翌日久留米を後にしたものです。
それ以来、九州には近づいていません 。







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女子事情

投稿日:2011/04/14


先日、電車内での若者たちの会話が耳に入り驚きました。
彼氏候補の携帯の登録アドレス内女性数を、まずはチェックするそうです。
「8人しか登録してなかったから、いいなーって思って」
そしてクリアされたら
「告ったよー、浮気してもいいしー飽きたらすぐ捨ててもらってもいいしー、それでもいいからって」
って、いきなり演歌の世界の様な愛情表現です。
「でもー振られた― ショックだけどーしょうがないしー」との事でした。
皆が皆、そういうわけではないのだけれど驚きです。
学生時代、私の周りでの恋愛は、そんなに進んではいませんでした。
−−−−−−−−−−−−−
Dは大学進学で久留米に行きました。
今までの人生、人を好きになる度に、振られたり、思いを告げる事が出来ずにを繰り返して生きてきました。
「変わらなきゃ」強く思い、サークルに入ってみたりコンパに参加してみたり出会いを求めます。
しかし、ルックスのマイナスさや話の弾ませ力の無さ等で良い出会いは何もありません。
仕方なく日々、駅前のドーナツ屋で小銭を稼いでいました。
男としての魅力を上げる為に、その小銭を貯めて二十歳の時に風俗で初体験を済ませてみました。
でも現実は何も変わりません。
モテない君まっしぐらです。
高三の時に、連れの彼女の商業高校の女の子にクラスメイトを紹介してもらいました。

明日に続きます







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発刊待望

投稿日:2011/04/13
arare.jpg

知らん間にプロ野球が開幕してました。
車のラジオで気づきました。高校野球かと思ってしばらく聞いてましたが「ピッチャーのネルソン」という実況で気づきました。ダルビッシュやアニマルならああ弟かなって気づかなかった事でしょう。
ネルソンありがとう。
平日の昼間は、サボりの営業マンや足を伸ばしてくつろぐ配送関係の人がやるせなく過ごしている事が多いので、呑気に野球中継はピッタリだと思います。
どこが勝とうが大差ありませんし。
ある野球選手が「こんな時に野球なんてしていて良いのかとの思いはあります」と発言していましたが、お前が言うなよって感じです。
「やりたいっす、これしかできないっす」言うててくれた方が、よっぽど好感もてます。
それはさておき、いつからかプロ野球も格闘技も、朝から楽しみにしてテレビ観戦するという事がなくなりました。歳をとったのでしょうか。
『「可愛い女の子がいるらしい」との不確かなタレコミをもとに、その子の下宿先の前の駐車場にたむろして帰りを待つ』そんな経験も長くしていません。
今したら通報されますが。
そんな不感症な私のハートを鷲掴みにする出来事が、今日起こります。
電気グルーヴ「メロン牧場」の発売です。
楽しみです。







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