新入社員

投稿日:2013/04/03
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新しいことが始まる時期です。
新学期、新生活、新入社員。
色々な出会いが満載です。
ひょっとしたら「新しい恋に心ときめかせてる」そんな幸せな人もいるのでしょう。
そんな世間を他所に、先日の夜中に、酒を呑みながら怖い話をテレビで見ていました。
構造としては番組に寄せられた心霊写真、ビデオなどを
スタッフが取材なり検証なり、色々するというものです。
何回か見た事がありますが、何故か毎回観る度に新しいスタッフが仲間入りをしてる事に気が付きました。
それはいわゆる新入社員といった形でしょう。
こないだ見た時は長髪、眼鏡、くわえタバコの男性が仲間入りしていました。
初登場なのにベテラン風な佇まいを見せる彼は、
常にタバコと缶コーヒーを吸ったり飲んだりして取材をしています。
今までの歴代のスタッフは、曲がりなりにもきちんと真剣さは漂わせていました。
しかし新しい長髪の彼はこちらが見ていても
「心の中では信じてへんやろ?」というのがアリアリと出ています。
基本、表情は半笑いでタメ口です。
そもそも、番組内で紹介される怪現象はどう考えてもリアリティがありません。
とある家族がお茶をしながら談笑する所を
ビデオに収めた映像に不可思議なモノが写っていると言ってきました。
その場にいた家族は誰ひとり見ていないけど、
談笑しているダイニングテーブルの近くにあるソファに
見知らぬおじいさんが座っているといったものです。
確かに映像ではおじいさんが座っています。
しかしどう見ても特殊メイクのおじいさんです。
そしておじいさんが立ちあがると何歩か歩いて消えていきました。
そのおじいさんの後頭部が異様に長く、ぬらりひょうんの様な感じでした。
そんな爺さん、いません。
取材を受ける家族は真剣な面持ちでその時の様子やおじいさんの事を話していますが、
自分がその中にいて、客観的に自分の状況を思うと、心がきっと折れるでしょう。
歴代のスタッフも、皆さん心が折れたのだと思います。
「俺、何やってるんだろう」
そう思った時点で再就職を考えるのだと思います。
しかし、新入社員の長髪の彼は半笑いの立ち位置なので長く続けられそうな気がします。
人は見かけによるものです。
ナメた態度の方が、霊的に手の打ちようがなさそうですし、彼にとっては天職かも知れません。
「保険」や「年金」や「将来」や「預金」等の誘惑に負けずに、
どうか頑張って特技を伸ばしていって欲しいものです。
陰ながら応援しているかもです。


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選抜開会

投稿日:2013/03/23
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昔から「春は選抜から」と言われています。
そんな事を言われると「立春」の立ち位置が危うくなるじゃないかと心配もされております。
野球をするのに適した暖かさになったと感じるのならば、
この間のWBCの存在価値すら危ぶまれます。
自らの走塁ミスで、顔が曲がる程に泣いてた選手が可哀相になります。
大会を通じて大活躍した、笑福亭笑瓶に似た選手もどんな気持ちになる事でしょう。

先程『笑福亭笑瓶』の漢字が解らずに
『笑福亭 しょうへい』とネットで調べたら、『笑福亭瓶成 - 起き上がりこぼし』がヒットしました。
瓶成という方の本人のアメーバブログみたいでしたので、アクセスしましたが、既に退会したんだそうです。
これでは『起き上がれずこぼし』です。

そんな中、先日の甲子園選抜大会の開会式の中で、
どっかの偉い人が挨拶で
「待ち望んだ春が近づき」と言うべき所を
「待ち望んだ冬が近づき」と間違えて言ってしまいました。
前文で「今年の冬は酷い雪で…」のセンテンスに引きずられた形でした。
誰にでも言い間違いはありますが、問題は「誰に聞かれたか」にあります。
独り言で言い間違いを犯しても、ノーダメージなのは当然ですし、
担任の女教師を「お母さん」と呼んでしまっても、
聞いていたのが友達レベルなら軽くからかわれて終了となります。
ただ今回の場合は、選手・プラカードガール・部下の役員・審判団・鼓笛隊・君が代を歌った人・応援席に座ってた人・売り子などの球場内に居た人間以外に、
テレビやラジオ等のメディアを通じて、相当な耳数がキャッチしたと思われます。
言ってしまった本人としても、言い直すには遅すぎたので、
開き直って、何事も無かった態度で喋り続けるしか方法はありませんでした。
おそらく彼は、その瞬間に日本で一番突っ込まれた人となったはずです。
確かに私もラジオに向かって「春やろ」と呟きました。
そうやって一度崩れたリズムは、そう安々とは立て直せないのもので、
次に登場した偉い人は、大震災からの復興的な事を織り交ぜて熱弁していましたが、
観客席からの「挨拶なげーよ」のヤジが全てを振り出しに戻してしまいました。
選手宣誓で一発逆転を目論みましたが、
今度はアナウンサーのお腹がグーグー鳴ったのを、マイクが拾ってしまいました。
近年稀に見るハプニング開会式となった今回の大会ですが、
選手の皆さん頑張って起き上がってこぼして下さい。
瓶成氏もきっと期待しています。


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原付少女

投稿日:2013/03/21
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車を運転していると、後方から原付がやってきました。
通常、原付は信号などで止まるとスペースがある限り先頭へ行く乗り物です。
後ろにいる原付もそうであろうと、信号で止まりましたが前へ行く気配がありませんでした。
だからといって何という訳ではないのでその後も運転を続けていましたが、
今度は信号で止まる度に原付のブレーキが遅くぶつかりそうな感じになっています。
私は過去に3回オカマを掘られた事がありましたので、
後方車のブレーキングには結構気をつけています。
原付もまた然り、です。
コノヤロウと言わんばかりにルームミラー越しに原付を確認すると、
しきりに顔をぬぐっています。
これはきっと花粉症の人で目がかゆくてブレーキが遅れているのだろう、
そう思い信号付近に差し掛かると早めにスピードを落とし、
原付に注意を促す形の走行をしていましたが、どうも様子がおかしいのです。
苦渋の表情を浮かべながら運転しているのです。
そんなに辛いならゴーグルとかすりゃいいじゃん、と思っていましたが、
信号で止まった際に再度見ると、その苦渋の表情プラス肩を震わせしゃくり声を上げています。
そう、泣いているのです。
原付の運転手は女性でしたが、運転しながら号泣しているのです。
私は今まで、原付を運転しながら泣く人を見たことがありません。
車と原付の配置上、彼女が泣いているのを知っているのは私だけです。
もちろん涙の理由は分かりません。
しかし女性でしかも若いと来れば、泣く理由は失恋くらいしか思い浮かびません。
なぜか私まで悲しくなってきました。
ブレーキランプ4回点滅、「ガンバレ」のサインでも送ろうかと思うくらいでしたが、
伝わりにくいエールではなく、もっと何かいい方法はないだろうか。
そこで私はCD入れからブルーハーツを取り出し、
信号が止まった際に大きめな音で「人にやさしく」をかけ、
大声で歌いました。
歌いながら彼女を確認すると、耳にはイヤホンが付いていました。
私のエールは歩道を歩く男子学生に「何じゃコイツ」的な目で見られて終わりでした。
その後、私は左折をして彼女と離れましたが、
心の中で思いました。
「聞こえてほしい、あなたにもガンバレ」


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饗宴共演

投稿日:2013/03/20
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桜の開花が始まりました。
花見の現場に足を踏み入れると、様々な参加者を目にします。
大きなブルーシートにテーブルを並べ、
上座下座を明確にした会社関係の参加者。
男性陳と女性陣に別れて座って、紙コップを片手に長々と挨拶から始まります。
やがて新入社員と思われる若い女性が、経営者風のオッサンにお酌をさせられた後、隣に座らされました。
スナックやキャバクラに行くよりかは安上がりでしょうが、
くれぐれも酔ったふりをしてのセクハラ行為には、注意していただきたいものです。
ブルーシートの横を見ると、部活帰りの学生がカップラーメンやパンを頬張っています。
ナンパ目的か楽しい雰囲気に誘われたんでしょうが、
誰とも合流する事も無く、ただただカロリー補給に務めています。
揃いのジャージに『○○高排球部』や『汗の量だけ勝利が近づく』と馬鹿な文章が書いてあります。
男女のグループがバーベキューを始めたので、
煙と肉の焼ける匂いが辺りに漂い出しました。
カップルが一組とそれぞれの友人を四人連れて来ています。
男は車の話、女はかいがいしく働く姿で、
それぞれに何かしらをアピールしています。
無事に新カップルが誕生すれば大成功でしょう。
桜から少し離れた地点では、初デートのカップルがレジャーシートを広げて並んで座りました。
弁当を手作りしてきたのは微笑ましいのですが、
如何せん可愛らしさに重点を置きすぎた為、
二人で食べるには小さく量が足りません。
屋台で「何処の国の鶏か解らない空揚げ」か「洗わないキャベツのお好み焼き」でも買うのでしょうか。
そんな様々な饗宴を見守りながら、桜はハラハラと散るのです。


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科捜研女

投稿日:2013/03/16
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科捜研の女が最終回になりました。
いつだったか、ぼんやりテレビのチャンネルを変えている時に
たまたまこの番組を発見しました。
以来、何も考えずに見る番組としてインプットされ、
ちょいちょい鑑賞していました。
やっと登場人物の把握が出来た頃に最終回となってしまいました。
話としては、毎回ほぼ殺人事件が発生し、
遺体や現場に残された、髪の毛や肺の中の水やらの僅かな物証を手掛かりにして、
科学捜査チームがそれぞれの立場で頑張る姿勢でチームプレイを繰り広げた後に、
真相を究明して見事に事件を解決して、
主人公の女性と上司の男性が京都タワーの見える建物の屋上でしみじみと「今回の事件は…」と背景なんかを振り返って終わる、
というものです。
全体の雰囲気としては局は違いますが水戸黄門なんかの作りと同じです。
笑いにくいギャグ要素を少し織り交ぜる感や、
とりあえず最後はハッピーになるように解決していく勧善懲悪な点が、
若い世代にとっての時代劇そのものです。

例えば『殺人事件』は『悪代官の悪政』ですし、『チームプレイ』は『弥七の風車』、
『真相究明』は『印籠の披露』に該当します。
他にも『八兵衛はダンゴ好きでウッカリさん』等の登場人物のキャラクター設定をしっかり把握していないと理解出来ないシーンが多々有る点も同じです。
沢口靖子が演じる「榊マリコ」には、お銀のような入浴シーンは皆無です。
個人的には昔、昼ドラの「はるちゃん」で主人公の仲居さんをやっていた、何とかという女性を応援していましたが、
「榊マリコ」が、いつもの白衣で相手を真っ直ぐ見つめて語る様子に、グッときている人がいないとも限りません。
かつてナンシー関が『沢口靖子と高島政伸はぬいぐるみの演技』と書いていましたが、
更に進化して着ぐるみの演技になっていたのも、惰性で見るのに適していたのでしょう。
続編の時には、益々パワーアップになる気がしています。
最終進化系はロボット沢口でしょうか。
沢口メカでしょうか。


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六二九番

投稿日:2013/03/09
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今度の6月29日は何の日かご存知でしょうか?
手元のカレンダーによると「佃煮の日」と書かれていましたが違います。
そうです、私がクロマニヨンズのライブに行く日です。
年に一回のロッケンローなのです。
4月後半に一般発売との情報を入手していましたが、
先日起きて新聞を見たら小さく「本日7:00より先行販売」と書いてありました。
気付いた時刻は7時10分。
焦ってダイアルしました。
以前、ファンキーモンキーベイビーズのチケットが取れなかった物語がありましたが、
クロマニヨンズはワンコールで繋がり、無事易々と買う事が出来ました。
会場はファンキーモンキーベイビーズのホールに対してライブハウスでしたが、
そんなキャパは問題ではありません。
狭い方が出口が近くて、万一の災害時には逃げやすい利点があるのです。
今まで何回か行きましたが、整理番号が二回目の三桁台で「629」でした。
奇しくも開催日と同じです。
震えます。
よく「人間の運は容量が決まっている」と言われますが、
こんな所で浪費して大丈夫なんでしょうか。
どうせならロト6辺りで発揮して欲しかったと思うのは、欲張り過ぎなんでしょうか。
何はともあれ、格好良いオッサン達を見に行けるのは嬉しいのです。
翌日以降の筋肉痛や耳鳴りに悩まされるのは覚悟しています。
ライブハウスで待ってます。


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新譜購入

投稿日:2013/03/04
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先日、ザ・クロマニヨンズのアルバムが発売されました。
早速聴きながらふと思いました。
まさかこの年令になって迄も、ヒロトと大声で合唱する状況になるなんて。
坊主頭の十代の頃には思いもよりませんでした。
部屋に並んでいるCDを見ると金銭的に余裕の無かったハイロウズ時代は、
アルバムのみでシングル盤は皆無、
更に金欠のブルーハーツ時代はカセットテープとなって箱に詰められています。
カセットテープ達は、もはや再生する事も出来ません。
聞いても間延びした音になっていると思われます。
今はその当時よりも、
わずかですが彼らの出すCD類は全て購入できるようになりはしましたが、
購入に際して落とし穴があるとは思いませんでした。
去年までクロマニヨンズのCDを扱っていたCD屋さんに、
発売日当日行きましたが
「クロマニヨンズのCDは全店で取り扱いを辞めました」
と言われてしまいました。
確かに、彼らのCDは大抵1枚のみの入荷で、
私が買う以外に誰が買っているのだろう、という雰囲気でしたが、
この店で集めたポイントは、
クロマニヨンズを購入時に貯め使いしていたのでかなりショックでした。
他の店をのぞいてみても、彼らの新譜は置いてありませんでした。
店側に「ニーズなし」と判断されてしまうことに淋しさを覚えます。
私としては「新譜も出してるし、購入者もいるのに、ニーズなしって…」
と、言いたくなりましたが仕方ありません。
私の住んでいる所には昔から成人映画館があります。
一度前を通ったことがありますが、客の姿は見えませんでした。
館内には客がいるのだと思われますが、辺りには哀愁が漂っています。
建物の裏には、その近くを通る人向けに大きな看板が設置されており、
放映中の映画のタイトルが三つもでかでかとアピールされています。
私は車でその道を通る度に放映中の映画タイトルを目にしますが、
1ヶ月毎くらいの割合で新しいタイトルに変更されています。
ということは1ヶ月毎に三作品のペースで新作が発表されているわけです。
そして今なお、潰れることなく生き続けているのです。
「新作は出ているが、鑑賞者・ニーズは不明」な成人映画館に、
何となく負けたような気がしてなりません。
ただ、こないだ見かけた映画のタイトルは「愛おしき哀しき隣人」「尼照らす」「パイズリ修道院」でした。
勝ち目はないように思います。


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廃墟施設

投稿日:2013/02/24
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ネットの情報によると、尾鷲に世界の椿を集めた公園があるんだそうです。
冬と言うか雪が似合う花ランキング1位に、私の中ではなっている椿。
カメラ男子の私にとって、コレは良い被写体になりそうです。
早速カメラを手に『世界の椿園』とやらへ愛車の軽で繰り出しました。
三時間程クネクネとした山道を海岸沿い進むと、椿をモチーフにした看板が見えました。
ようやく到着の様子です。
ちなみにここまでの走行距離は軽く90km、トイレ休憩2回でした。
公園に乗り入れると、『この先通行止め』の立て札の元、オジサンとオバサンが佇んでいました。
二人は駐車場の草を刈る係のようでした。
昼過ぎでしたので、小さなテーブルにペットボトルのお茶と仕出し弁当のカスが二つ置いてありました。
そんな食後の二人の脇を通り抜け、駐車場に車を止めました。
廃墟と化したユースホステルの前に駐車場はありました。
オバサンがやって来て、「何しにきたん?」と聞いてきました。
「椿を見に来た」と伝えると、A4サイズの公園マップを渡されました。
マップによると公園は、国産種ゾーン(ア)〜(シ)と(ス)〜(ロ)、外国産種ゾーン(A)〜(W)と別れていました。
オバサンは「世界中の色んな椿があるんよー」と悲しげな表情で言います。
「入場は無料だからね」と念を押されて公園に送り出されました。
公園は歩いて山の斜面を登る形で、敷地には椿の木が何百本も植えられていましたが、花は五つしか咲いてませんでした。
ユースホステルの更に上には、『青年の家』とかかれた、同じく潰れた施設が建っていました。
その横の花の無い木のみの斜面を、カメラ片手に登り降りだけして、駐車場に戻りました。
オバサンが「来月は椿展があるから、よかったら来てね」とチラシを渡してきました。
「咲いたら又来てねー」と見送ってくれましたが、
オジサンはふて腐れながら終始一言も喋らずに草を刈り続けていました。
その後、尾鷲港でカモメを撮影して帰りました。
椿の名前プレートだけは明日からお届けします。
お楽しみに。


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布袋寅泰

投稿日:2013/02/23
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最近、よく目にする人物がいます。
それは布袋寅泰です。
新聞をめくるたび、広告欄にまぎれて彼はいます。
どうやら三重県でライブをするにあたり、
チケット販売の広告を度々打ちだしているのだと思われます。
三重県という場所柄なのでしょうか、
こんなに広告を出すということは、
席がだいぶ余っているのではと思わずにはいられません。
私の知っている布袋ファンの人は、
必ずライブに行けるようにオークションでチケットを、
ゲットしているのだと聞いたことがあったので、
人気者だと思っていたのですが、苦心を強いられているのでしょうか。
JAF会員でもある私は、毎月広報誌が送られてきますが、
今月号の広報誌にまたしても布袋の姿がありました。
JAF会員は布袋のチケットが若干安く手に入るようです。
ますます疑惑が深まって来ました。
そういえば布袋さんは外国に行ったと風の噂で聞きました。
とすると、このツアーはいわゆる大橋巨泉が金がなくなると、
ポッとテレビに出演して稼ぐ、ないしは野沢直子が同様の手で稼ぐ、
と同じ図式に当てはまるのでしょうか。
そもそも大橋巨泉がどれほどポッと出て稼げるのか見当がつきませんが、
不自由なく生きていそうなので結構な額を得ることができるのでしょう。
とすると布袋さんもこんな三重県で手を拱いていては、
大橋巨泉のようには生きていけないということです。
もちろん、他のライブ会場ではどんな販売具合かは分かりませんが、
巨泉・直子に次ぐ外国行っても大丈夫的なスタンスを是非見せていって欲しいものです。
久保田利伸と辻仁成については、あえて触れないでおきたいと思います。


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警察女史

投稿日:2013/02/17
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警察が取り締まりをしていました。
カーブの曲がり具合もたけなわとなっている場所にある、
電柱の陰からコチラを見つめていました。
少し進んだ広場で、赤地に白で「止まれ」と書いた旗を持った人や、
ヘルメットを被った人がいたので、
「ああ、さっきの彼が…」と気付きました。
本隊には、捕まった車が三台止められており、
沈んだ顔の大人たちが警察に何やら言われていました。
機械などを設置していないので、
きっとシートベルトか携帯かのチェックだと思われますが、
あの昔からの「家政婦は見た」風チェック方法については、
何か改善などは考えなかったのでしょうか。
取り締まりですので、できれば気付かれないことが最良です。
しかし家政婦は見た方式では、こちらが大抵気付いてしまうのです。
ドラマではいいんです。
見ていたことを視聴者に知らせなければ話は始まりませんが、
取り締まりですから、話はすでに始まっている訳です。
もちろん取り締まる際の警察側の何かしら規則があるのかもしれませんが、
あからさま感は改善すべき点ではないかと思うのです。
例えば変装をしてたたずむ。
普段着なら警察の人間とは誰も気づくことはないでしょう。
良ければ傍らに犬などを携えていても良いと思います。
散歩の途中感を演出するのです。
他にも男女の警察が道端でイチャイチャしていても構いません。
「何やってんだ〜コイツら、昼間っから!」と
茶々を入れられるくらいの体で取り締まれば、
ドライバーは油断すること請け合いだと思われます。
例え変装したとしてもバレたりしないか?と危惧されることもあるでしょう。
私は高校時代、当時の彼女と繁華街を夜の11時くらいに歩いていました。
自転車を漕ぎながらやってきた警官に、
「君たち!一体何時だと思っているんだ!」と呼び止められました。
彼女はとっさの機転を利かせ、
「この人は私のお父さんです」と言ってのけました。
上半身はかろうじてトレーナーを着用していましたが、
下半身はボンタンの学生服でした。
顔は多少老けていたとしてもボンタン履いた父親など、そうそういません。
しかし警官は「お父さんでしたか、お気を付けて!」と立ち去って行きました。
何が人を判断するかは、人にしか分からないものです。
ドライバーの皆さん、壁に耳あり障子に目ありです。
メアリー女史ではありません。


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