津南署で落とし物としてブタを預かっていて、落とし主を探してるんだそうです。
記事によると、八月十四日の午前二時にブタが歩いてると通報があり、
署員四人が駆け付け、住宅街をのんきに歩いていたブタを発見、
ロープで縛って保護しました。
その後、署内の犬用のおりに入れ「落とし物」扱いに。
当日の幹部のコメントは
『トンだ落とし物だ。早く持ち主が名乗り出てほしい』といささか呑気なモノでしたが、
何日たっても、飼い主が現れず「ペット」か「食用」かも分からずに焦りだしているみたいです。
最新の記事では、署が獣医師に診てもらったところ
「去勢されたオス」
「体重８０〜９０?」
「生後５ヶ月」
「両目の上に黒いぶち有り」
「右目の上にはミッキーマウスの模様」
と写真付きで呼びかけ、行方不明者捜索みたいな必死さがうかがえます。
ブタはおりに入れらて「弁当の残り」「トマト」「バナナ」「桃の皮」を食べています。
何故か「キャベツ」や「食パン」は食べません。
暑さに弱いため、日中に三回ほど、落とし物担当の署員が水を浴びさせているんだとか。
『遺失物法に基づき三ヶ月預かった後は、県の所有物となるが、選択肢として殺処分もありうる。』と記事の最後には脅しも組み入れています。
なぜなら、ただ今津南署管内で捕まった犯人は、
「ブタ箱に入れられ、臭いメシを食う」ハメになるからです。
そんな当たり前な事が言いたいのではなくて、私が本当に伝えたい事は
「桃は誰が食べた?」だけなのです。

体毛は濃い部類に入ります。
イメージとして言うなら両津勘吉のような感じです。
毛に恵まれた私ですが、幸せの白い毛は生えていません。
この幸せの白い毛というのは、
不自然に伸びる白もしくは透明の細長い体毛の事をいいます。
俗に「宝毛」「福毛」と呼ばれ、「幸運を招く毛」ともいわれているものです。
この毛については謎に包まれているのだそうです。
それが生えている人は稀だそうで、そうお目にかかれるものではありません。
どんな幸福をもたらすのかはよく分かりませんが、
昔から「縁起もの」的なポジションで生えている人は大事にしているそうです。
私は体毛が濃いので、もし生えていたとしても圧倒的な黒色に、
「宝毛」自身が負けてしまうように思います。
ただ、「宝毛」とは違うけれど、私自身が勝手に「宝毛」な位置づけをしている毛はあります。
ちょうど、肩あたりに一本だけ生えてくる「毛」です。
見た目は陰毛そっくりです。
私は毛深いですが、生えていない所には生えないタイプなので、
無毛地帯の肩ゾーンになぜか生えているこの「毛」を、
最初は脇毛になりたかった毛、もしくは陰毛の役割で生えたけど場所を間違えた毛として
ややバカにした体で接していました。
しかし、この「宝毛」の話を聞いてから、
もしかしてコイツは「宝毛」になろうとしていたけど、陰毛っぽく生えてしまったヤツなのかもしれない。
コイツも宝毛と同じくいつの間にか抜けていて、いつの間にか生えている性質をしています。
私の性格と良く似て「自己主張」の激しいヤツなのかもしれません。
それ以来、生えたら「よしよし」と温かい目で見守っています。
ただし、幸運を招いたことは未だかつてありません。

場末のスナックに行くと、ソファ席に女児がいました。
先客の夫婦の子供で、父親の歌う長渕剛「順子」にコーラスを付けていました。
客はその家族と私のグループだけです。
退屈した様子の女児が、カウンターに座った我々をチラ見してきます。
しばらくして、チョコチョコと走り寄って来て『コレあげる』と紙を渡されました。
女児はすぐにソファに戻ります。
紙を見ると、店の人に貰ったであろうカレンダーの裏に、私の似顔絵を描いてました。
眼鏡・半ズボン・サンダルの特徴を着実に捉らえていますが、下手くそでした。
『コッチおいで』と手招きすると、再び近寄ってきて隣にチョコンと座りました。
オレンジジュースを飲ませます。
ポニーテールで派手な服装は母親の好みでしょうか。
小学校高学年位かと思い『学校で好きな人おんの?』と聞くと、
『わからん』と答えます。年を聞いたら６歳で、来年一年生になる年令でした。
絵の完成度が低かったのはそのためでした。
やがて、プリキュアのマグネットシールみたいなので遊ばされました。
着せ替えたりしています。
私が黄色のプリキュアを指差して『コレは俺やわ』と言いました。
『嘘や』
『ホンマやって』
『嘘やわ』
『変身したらコレになるんやわ』
女児は私の顔をジッと見て、
『おヒゲが違う』と言いました。
無精髭以外は合格の模様です。
ママさんは『○○ちゃん、遊んでもらって良かったねえ』と冷えた瓶ビールをカウンターに置きました。
似顔絵を描いたカレンダーが水滴でグチャグチャになってました。
女児の将来が楽しみです。

ユーモア話術の通信講座の広告を見ました。
恋も仕事も友情も、シラケさせたらおしまいとのコピーが入っていました。
面白い話をしているつもりがウケない。
浮いているのはいつも自分だけ。
ユーモアあふれる話をすることができたら、
人間関係もスムーズに進むことでしょう、という内容です。
確かに、話がおもしろければ印象に残ります。
だからと言って、綾小路きみまろみたいな漫談口調で
色々と話されても５分後には普通さを相手に求めるだろうし、
神田正輝のようにすました顔で話をしていても、
ユーモアたっぷりのダジャレをちょいちょい挟まれたら、
ノーリアクションを貫きたくなります。
かといって、芸人さんのように喋りの達者な人ですと、
「返し」に気をとられて肝心の話が入って来ない可能性もあります。
結局の所、ユーモアはさほどあふれていなくてもいいのではないだろうか。
シラケさせるほど話が面白くないなんて、よっぽどないように思います。
それよりも気を遣うべきは、話している時の自分自身にあります。
まず、鼻息は荒くないだろうか。
口がだらしなく開いていないだろうか。
口の端に白い泡がたまってはいないだろうか。
「この人はズラかもしれない」と思って、つい目線を上に持っていってはいないだろうか。
鼻毛は出てはいないだろうか。
私としてはこちらの方が気になってしまいます。
チャック全開の人に「今が投資のチャンスです！」と言われたところで、
何の可能性も見出せないように思いますから。

久しぶりに帰郷したら、実家で荷物整理をしていました。
ちなみに、私の「実家住み期間」は、中学生までです。
かつての私の四畳半部屋は、もはや物置と化しており、
訳の解らない荷物がテンコ盛りでした。
そのスペースを片付けて、快適な空間を作るつもりみたいです。
部屋の外に設けられた「棄てるゾーン」に私の物達が、積み上げられていました。
そのガラクタの中で、服を３枚見つけました。
黒と白の横縞のサマーセーターです。
横縞は直線ではなく、波打っていました。

昔『世界丸ごとハウマッチ』という、巨泉司会のクイズ番組があり、
石坂浩二やビートたけしが解答者で出演していました。
その頃のたけしは、なぜかISSEY MIYAKEの服をよく着ていて、
彼に影響されて、ソレと似た様な服を一枚買って着ていた事を思い出しました。
首のカクカクも真似しながら「しょーがねーなー」「ダンカンばかやろー」等と言っていました。
あまりのヘビーローテーションっぷりに、たまらず母親が追加して、
合計３着になった事も思い出しました。

過去の自分をひっぱたきたく思いましたが、後の祭りです。
「棄てるゾーン」の下奥に突っ込んで帰りました。

アニメのクッキングパパでとうとう田中と夢子さんが結婚をしました。
これで終わりかと思いきや、まだ続き新キャラも出てきています。
一体いつ終わるのだろうかと、かえって終わりを待ち望んでいる自分がいたりします。
さて、クッキングパパには「みつぐ」という小学生がいます。
パパの息子の友達という設定ですが、コイツがどうしようもないダメなヤツです。
見ていてたまに声を荒げる時があります。
しかし、そのみつぐに密かに思いを寄せる人がいます。
「えつこ」という同級生です。　そしてえつこは大変しっかりした女の子です。
ここで疑問に思いました。
ダメな田中には、しっかりした夢子が。
ダメなみつぐには、しっかりしたえつこが。
この組み合わせは一体何なのでしょう。
色々考えてみました。
思い起こせば、周りから「出がらし」とバカにされてきた
タッチの兄の方にも、やはり南というしっかりした女の子がそばにいます。
出来杉くんとお似合いと思われるしずかちゃんも、
ゆくゆくはダメの代名詞的なのび太と結婚するのです。
うる星やつらのラムちゃんは、どこがいいのかあたるにぞっこんです。
かぼちゃワインでもＬは春助にやはりぞっこんです。
さすがの猿飛でもいつもよだれを垂らしている肉丸に魔子は心を奪われています。
ハイスクール！奇面組もしかり。
逆もあります。　母という立場になっても自分の父親にこっぴどく叱られるサザエを、
マスオは引くこともなく、むしろ愛らしいとさえ思っています。
うんこを棒に刺して走り回るアラレにおぼっちゃまくんは激しく惹かれるのです。
自分にはない部分を、無意識に人は欲しているのでしょうか。
そういえば、私の友人Ｓはある種のファンタジスタ要素を持っています。
悪気ゼロで様々な出来事を屈託なく起こしています。
男の私から見ても「やっかい」な彼のそばには、
やはりとてもしっかりした奥さんがついています。
よくよく考えると私の周りにも小さい時から強烈しっかりした母と妹がそばにいます。
人生というのはうまくできているものです。


後日、マンガ雑誌で『祝!クッキングパパ連載１２００回!愛され続けて四半世紀!』と書いてあるのを見ました。
先は長そうです。

世界の奇妙な生き物というのを観ました。
世界中の変わった生き物を集めた番組です。
「姿形が変わっている」とか「行動が変わっている」とか、とにかく「変わっている」がコンセプトでした。
また、生物が生きていく上での身に付けた知恵なども紹介していました。
こういう番組は海外のテレビ局が作っているので、
ナレーションの吹替えがやたらと海外っぽい感じです。
どれもこれも変わった生物に、「へー」やら「ほー」やら言いながら見ていましたが、
１つの生物を紹介する時間が限られているせいか、
深く伝えず、吹替えの海外っぽさがそっけなさを醸し出しています。
例えば、「トビムシ」というのが紹介されていました。
トビムシは約１ｍｍくらいの小さい虫で、
一日の最後に全身を水で丁寧に濡らすことが日課なんだそうです。
そして、後ろ足みたいなので後ろ向きに大きく跳びます。
跳ぶ高さを人間に例えるとビル４階くらいの跳躍力だとか。
紹介で得た情報はこれのみでした。
映像では跳んだトビムシが頭から着地して転がっていました。
トビムシの日課はむしろどうでもよくて、
名前にもなっている跳ぶ理由については全くのスルー。
映像を見る限りでは、一日の日課の全身を水で濡らして、
「ひゃっほーい」とばかりに後方へジャンプしているようにしか見えません。
しかも、頭から着地して転がってはせっかく水で濡らしても泥だらけになるように思います。
『これらの行動はオスがメスを引き寄せる為に行われるのです』みたいな飛ぶ目的が示されないので、「テンションの高い愉快な虫」「キレイ好きだが馬鹿」と私は認識しました。
調べれば早いのですが、調べたら変わった生物への魅力は半分以上が失われるように思いますので調べません。
できれば、気分で跳びはねていて欲しいのです。
そういう理由のトビムシでいて欲しいのです。
この思いは、我が儘なんでしょうか。

女子サッカーの代表選手の中の代表選手と言えば澤選手です。
その澤選手の顔は、南米の人から「とてつもなく美しい」と言われています。
南米の男子サッカー選手らからはモテモテで、
誰かは知りませんが、実際、何人もの有名選手が告白してるんだとか。
ラモスがやたらと澤選手とキスしたがるのは、南米系だからなんでしょう。
アスリートとしては、容姿よりもプレーを評価される方が嬉しいんでしょうが、
女子としては、何人もの男性から告白されるシチュエーションの方が上でしょう。
南米と言えば、アルゼンチン・ブラジルとサッカーの強い所です。
アルゼンチンの男性は完全肉食系と言われているそうで、
ガンガンアプローチしてくるのだそうです。
ブラジルの男性はイメージですが、同じくガンガンいきそうです。
どの南米選手が、彼女のハートにゴールを決めるのか楽しみですね。
メッシあたりはどのように思っているか分かりませんが、
ジャッキー・チェン顔の彼だからこそ、澤選手に親近感を持つことは否めないでしょう。
２人が結婚したら、間違いなく子どもはアジアの香りが全面に出るでしょうね。
この楽しみ方は、澤選手と実際に会ってしゃべったことはありませんので、
憶測でしかありませんが、本人も悪い気はしていないと思います。
是非とも、日本選手も南米パワーを見習って、ライバル多き壁を越えて行ってほしいです。
どんなに険しい山でも、「最初の一歩」と「継続する心」で制覇できるのです。
何の為に、日々走り回り、球を蹴り、髪を染めてるのかを、 今一度しっかり己に問うてみて下さい。
何かが生まれます。 . 何が生まれるかは分かりませんが。

ネットで『鳩トリビア』を読みました。
『身近な鳥だけど、平和の象徴だったり、手品に登場したりとスター性は十分。』
『知ってるつもりで、知らない鳩の話』だと書いてありました。
どうやら鳩界では、マジシャンのポケットに入るのがステータスの様子です。
知ってるようで知りませんでした。
ちなみに目次は、以下の内容でした。
・子供の鳩を見ない理由
・どうして平和の象徴なのか
・結婚式で飛ばした鳩の行方
・鳩時計の音がカッコウって
・まさか満腹中枢が壊れてる?
・パートナーをかえる鳩も
・くちばしの白い部分は何?
・早朝だけ独特の声に?
・首がカクカクする理由
・２つの声の使い分け

これらが、全て質問者と回答者の形式で書かれていました。
見ず知らずの人に鳩の事を質問するのもどうかとは思いますが、
その突飛な質問に真面目に回答する人が沢山いるのもどうかと思いました。
目次だけ目を通すと、相当面白そうです。
しかし、例えば『どうして平和の象徴なのか』への回答は
『神話のノアの方舟に由来する、云々〜』と全く面白くはありません。
唯一つ言える事は、鳩への疑問や知識を持ってる人が沢山存在するという事です。
ひょっとしたら、あなたの横の人も、実は鳩博士なのかもしれません。
回答者の中に新沼健児はいなかったですから。

お爺さん先生を全話見ました。
生徒が校長・教頭から、かつあげをする腐敗しきった学園が舞台です。
そんな悪の巣窟に新しく赴任した、先生の活躍を描いているドラマです。
この流れをスクールウォーズ世代としては、もちろん見逃せません。
奇しくも番長は「川浜一のワル」が演じていますし。
主役の先生は９０歳位のお爺さんの設定なんですが、ピエール瀧が演じています。
「電気のオールナイト」マニアにはたまりません。
「メロン牧場〜花嫁は死神〜」ファンも必見でしょう。
ひょっとしたら、「どんぐりおじさん」から流れてきた北海道の人もいるかもしれませんね。
ともかく、今でこそ、朝の連ドラや大河ドラマに出演し役者の仕事が目に付きますが、
そもそも私が彼の存在を認識したのは、「二人と一人の馬鹿な面白おじさん達」でした。
ゆるく釘付けになりました。
その後もポンキッキーズなんかで「楽器の出来ないミュージシャン」としての地位を積み上げ、
職業不詳のキャリアを着々と構築されています。
「クソゲー選手権」のナメてもいい共演者を回させたら天下一品です。
今の私を作っている分子達の一部は、確実に彼(彼ら)の影響を受けています。
それが良い事なのか、悪い事なのか、今はまだ解りませんが。
お爺さん先生を、じっくりと見た感想は、
「体操３０歳」のシリーズを見た時と同じで、
「コレが円になるって、やっぱ凄え」でした。