時期尚早

投稿日:2011/08/29


そうめんを茹でた後に水でさらす際には氷水を使用するべしとの新聞の記事を見ました。
記事によると

常温の水を使用すると冷やす時間が長くなり『麺の表面のでんぷんが生の状態に戻った「膜」ができないうちに麺の中のせっかくのおいしさを水に溶かし出していることに』なってしまうとか。
一方、氷水で冷やすと『麺の表面のでんぷんが生の状態に戻った「膜」が余分な水分を吸い込みにくくなり、麺の中にあるおいしい成分が外側に逃げ出さない。』らしいです。
さらにその上、「膜」によって弾力性が増してくっつきにくい『納得!』のそうめんになるとのこと。
記事は『おいしいそうめんで、残暑を乗り切ってください。』と無理矢理に結ばれてました。
何の因果で8月の終わりにそうめんをおいしく食べるコツなんでしょうか。7月初めがベターでしょう。来年用でしょうか。
カテゴリ:グルメ

舌上組曲(10)

投稿日:2011/08/04
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高校野球の甲子園出場校がでそろい、組み合わせも決定致しました。
各地方大会を勝ち抜いたチーム達。それぞれが故郷の期待を背負って、ある意味、私の庭の甲子園にやってきます。皆さんの一投一打に日本中が熱く燃える事でしょう。球児の皆さん、盗むのは観客のハートと次の塁だけにして下さいね!駄菓子(チョコバット等)なんか盗んじゃ駄目ですよ!
さて、
今回のメニューは
オムそば風そうめん
材料(一人前)
・素麺:一束
・卵:一個
・ソース:適当
・マヨネーズ:適当
・ケチャップ:適当
[作り方]
1)卵を溶き、薄焼きたまごを一枚作ります。
2)素麺を茹でます。
3)茹であがった素麺のお湯を切り、皿に盛ります。
4)素麺にソースを適当に絡ませます。
5)ソース素麺の上に薄焼きたまごを乗せ、マヨネーズとケチャップで着飾ったら出来上がり!
親子で挑戦して食育って何だろうって再確認して下さい!
お試しあれ!
クレーム不可


カテゴリ:グルメ

氷結開発

投稿日:2011/07/29
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夏は冷たいものを欲します。
ゼリーをお中元でいただきました。
ゼリーはもっぱら冷やす以上に凍らせて食べる方が好きです。
小学生の時、それもお中元でいただいた夕張メロンゼリーを
普通に冷やして食べましたが、何とも言えない独特の甘さが気に入らず、
それ以上食べる気が起こりませんでした。
しかしたくさんいただいた夕張メロンゼリーをどうするべきか。
その時初めて凍らせるという手法を試みました。
そう、凍らせると見事にあの夕張メロン味が穏やかになり、
子供心に食べやすさを実感した記憶があります。
それ以降、ゼリーは凍らせるが定番となりました。
今は猛暑という言葉もあるくらい暑いので色々冷やしていきます、みんな。
お茶漬けも氷を浮かべて食べています。
カレーうどんも冷たくなっています。
冷やしおでん、冷やし唐揚げ、テレビで冷やしカツ丼なるものを見ました。
あまり惹かれませんが、実際あったりするのです。
昔、バナナを凍らせて食べていました。
凍らせたヤクルトから舌が抜けなくなった経験もあります。
ひょっとすると次のブームは「冷やし」よりも「凍らし」かもしれません。
そうなると冷やしの定番、冷やし中華も凍らせ中華として開発してみてはどうでしょう。
かき氷感覚でシャリシャリ食べてみたり、スティックアイス状にしてみたり。
全く惹かれませんが、誰かやってみて下さい。


カテゴリ:グルメ

麦酒浣腸

投稿日:2011/07/17
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便秘気味で腹が張っています。
男+大人+便秘というのは、あまりピンと来ない感じではありますが、
意外とナイーブな私は、寂しいと死ぬウサギのように便秘にもなったりします。
寂しい訳ではありませんが。
便秘というのは何とも嫌なものです。
体も重たく感じ、スカしっ屁の出る回数が多いです。
そのスカしっ屁も何だかため息みたいに思い詰めた感じです。
何より食べていても出ないというミステリー。
確実に居るのを分かっていながらもどうしようもないアドベンチャー。
トイレで粘ってみても、それこそウサギの糞ほどのものしか押し出すことができない自分が情けなく思います。
水分が足りないのかも、と積極的にお茶やら水やら牛乳やら飲んでみてもこの時期、汗となって出ていくばかりです。
困ったなぁ、と腹に詰まった奴らの事を思えば思うほど閉ざしていく彼らたち。
あーでもないこーでもないと腹周辺をグリグリマッサージしてみたり、
さぁ心を開いておくれ、と肛門を開いてふんばってみても(糞張ってみても)思いは届かない。
ええいもう、酒でも飲んでやる!とビールをガツガツ飲んだ翌日、色々あったけどありがとね、と言わんばかりに別離を告げて去っていく奴ら。
そのあっけない去り際はホテルの鏡にルージュの伝言の如く、今までのことが幻のように思えてしまいます。
酒の力は山をも動かす。
ちなみにビールに限ります。


カテゴリ:グルメ

檜乃舞台

投稿日:2011/06/29


寿司屋のカウンター、という響きに憧れを抱きます。
財布と気持ちに余裕がないと、その夢なる扉はなかなか開けることができず、私は均一回転寿司の自動ドアの前に立つことが多いです。
しかし、回転寿司のカウンターもある種のワンダーランドだったりします。
暑かったその日は、さっぱりしたものを欲し回転寿司に赴きました。
年配夫婦とおじやん同士の2組が既にカウンターにいました。
私は二組の間に座り、寿司満喫モードで何を食べようか思案していました。
島ごとに流れる寿司レーンはテーブル席を流れ、折り返してカウンターにやってきます。
いくつか寿司を食べ、ふとテーブル席を流れるレーンを見るとご注文皿に乗った「ハマチ」が4皿(計8カン)流れていきました。
『ハマチ好きな家族連れだなぁ』とボンヤリ思っていたら、みるみるハマチはテーブル席ゾーンを過ぎ、カウンターゾーンへ差し掛かってきました。
そして私の隣のおじやん二人組の席の機械が『ご注文の品がまもなく到着します』と喋りだしました。
ハマチ4皿はおじやん2人で仲良く分けて食べ始めました。
何故4皿なのか、何故2皿ではダメだったのか。
謎を抱きながら鉄火巻きをほおばりました。
するとおじやん2人組の反対側の隣の席におばさんが1人座りました。
回転寿司でもカウンターなら一人で気軽に来れるんだなぁ、なんて思っていたら
またもや驚きの光景を目の当たりにしました。
ご注文皿に乗った「うなとろ(鰻の蒲焼+とろろの軍艦)」が5皿(計10カン)、テーブル席を堂々と流れています。
このおもしろ注文は隣のおじやんに違いない。
でも何故5皿?
そしておじやん付近に差し掛かり、慌てて皿を取るがもう一人のおじやんは協力しません。
ついには私の席まで流れてきたので、手伝ってあげました。
おじやんのテーブル一杯に並んだうなとろ。
もう一人のおじやんに「食べろ」と言ったが「俺、そんなんいらん」と言われていました。
そしてテーブルに並んだうなとろ5皿(計10カン)を肩を落として食べていました。
何故5皿?何故?
もう一人のおじやんは帰りたそうに席まで立ち始めました。
うなとろ10カンと格闘するおじやんは、まるで給食を最後まで食べている小学生のようでした。
するとご注文皿に乗った「フライドポテト」が2皿流れています。
まさか、このおじやんポテトまで注文したんじゃなかろうか。
ハラハラしながらポテトはテーブル席をすいすい流れていきます。
そしてまさかのカウンター席に差し掛かった時、おじやん2人組の反対側に座ったおばさんがササッと2皿取りました。
そしてポテトを両手食いしていました。
やはり、寿司はカウンターに限るなと心から思いました。
会計をチラ見した所、おじやん二人で33皿完食でした。内5皿鰻トロ4皿ハマチです。
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麻衣倉木

投稿日:2011/06/22


私が先日、ふと入ったラーメン屋さんで隣に座った男性2人組。
「こないだはこれを食べたから、今日はこの戦法でいこうと思っている」
「そうかー、そしたら俺これじゃなくてこっちの坦々麺にすれば良かった・・・
さすが○○さん。」
先輩の注文に溢れる、ラーメンへの熱い情熱にさすがとしか言いようがない後輩。
彼らはラーメンを食べ歩いているのだろう。
ラーメンについての自分の見解なるものをラーメンがくるまでの時間、きゃいきゃい語っていました。
そんな彼らを横目に、ササッと食べ店をあとにしました。
またまた違う日、とあるラーメン店ではメモ帳を片手に開店を待つ列に並ぶ青年を発見。
一人でブツブツつぶやきながら、しきりにメモを取っています。
開店前のラーメン屋に何を書くことがあるのだろう。
その青年はラーメンが出てきても一口食べてはひたすら何かをメモしていました。
また私はそんな彼を横目に、ツルッと食べ店をあとにしました。
どちらかと言えば、一人で「このラーメンのスープにはあっさりしていながらも深いコクがあり・・・」とかを自分自身と会話しながら分析するよりも、男同士であれ「俺はこの麺の硬さが・・・」や「○○さん、こないだ食べたラーメンの・・・」
などを話しながら分析する方が楽しそうに思えます。
男性2人組は互いに申し合わせたかのようにチェックのシャツとジーンズと言う出で立ちでした。
もしかしたらラーメン食べ歩き時ユニフォームかもしれません。
つぶやき青年の着ていたTシャツにはバックプリントで「MaiKuraki」と書かれていました。
1人で「MaiKuraki」を着るよりも、2人で着た方が倉木麻衣も心強いのではないでしょうか。







三重の求人はFirstBase
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胃衰退期

投稿日:2011/06/19
2009/02/07 14:18

年齢を感じることがあります。
白髪が少しずつ侵略している、という目に見えて分かるものではなく
「そういえば昔はこうだったのに・・・」的なことです。
体力に関しては格段に落ちました。
そりゃそうです、体を動かすことは何もしていません。
腕立て伏せも一桁でしょう、おそらく。
逆上がりや懸垂もヤバイと思われます。
跳び箱なんて飛んだら大事故を起こしかねません。
しかし、それらよりも食欲的な部分がどんどん目に見えて衰え始めてきました。
食べるという行為は毎日行っているにも関わらず、胃は毎日少しずつ確実に老いへと向かっているのが実感としてあります。
今ではクックでドライカツカレー大は食べれません。
まんぷく食堂でセットを頼むとちょっと苦しいです。
モリスパがくどく感じられてきました。
いかんせん、おやつ感覚で食べていたスガキヤでラーメンの大盛を頼むと
「あれ、ちょっと多いぞ」と感じるくらいになってきました。
回転寿司はMAX8皿で終え、焼肉は1・2人前で上等です。
好んで食べていた柿ピーも、柿がくどく感じられてきました。
だからといって痩せてきたというわけではないのが老いマジック。
自分が爺さんになる想像は全くできないのですが、食事風景はやはり違ってくるのでしょう。
本日のスープが白湯・シェフのオススメがお粥といったセット料理が主流になる日もくる気がします。
今の私の唯一若さ溢れる食事風景はマックポークにかぶりつきながらのビールでしょうか。







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舌上組曲(9)

投稿日:2011/06/15
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アルバイトでもするかといそいそと面接に出かけたら「自分を現す四文字熟語は?」と面接官に聞かれてパニックになり「え〜と四捨五入?」とかろうじて答えたものの、二月近くたってもまだ合否結果が届かないという、最近公園デビューを済ませたばかりの新米ママらから、圧倒的な支持を得ている「きょうも料理」のお時間がやってきました。
久々なのでやや力みが垣間見れますが肩の力を抜いた方がストレートは走ります。
さてさて、
今回のメニューは
お手軽オニオングラタンスープ!
材料(一人前)
・ベビースターラーメン:適量
・パン:適量(菓子パン以外)
・水:適量
・とろけるチーズ:1枚
[作り方]
1)お湯を沸かします。
2)マグカップにベビースターラーメンを好きなだけ入れます。
3)マグカップにお湯を注ぎ、よく混ぜます。
4)パンを浮かべ、チーズを上にのせたらレンジで1分加熱して出来あがり。
お試しあれ!
クレーム不可!

コンソメスープと想像して食べるのが美味しさへの近道です!
ベビースターラーメンの分量でお好みの濃さが見つけられます!







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聴覚食事

投稿日:2011/06/13
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最寄りの吉野家がエライ事になりました。
私は牛丼屋は吉野家がお気に入りです。
決め手は生姜の味付けです。
色々なチェーン店を食べ比べた後、そこに落ち着きました。
先日、最寄りの吉野家に行きました。かつてのその店は中国の女性がメインで接客をしてくれてました。
その女性はキャンペーンでスクラッチを削った爺さんがハズレなのに意味が解らずにたたずんでいたら「じかいにちゃれんじよ!」と励ましたりしてました。
その女性の姿は見当たりませんでした。
変わりにバイトの若い男が二人増えてました。
男どもはそれぞれの胸に「元気な接客」「素早いご提供」と書いたバッチを付けていました。
文字通り元気に注文を聞き、素早く持って来てくれました。
実は店に入ってから私はずっと違和感を感じていました。
その違和感は何だろうかと考えてましたが、トングで生姜を摘みながらハッと気付きました。
普通と言いますか、私と少なくとも中国からの店員さんは「ぎゅうどん」と発音する時に「どん」にアクセントを付けてます。
が二人の男店員の「ぎゅうどん」のイントネーションは「ゅう」が上がって「どん」で下がる形でした。
そのイントネーションで「ぎゅうどん大盛りお待たせしました。」と言うとる訳です。「牛鍋丼」はフラフラせずに私たちと同じ発声をするくせに「牛丼」だけは独特のイントネーションで攻めてくるのです。しかも若さ故の影響か、他のおばさん店員までがその妙ちきりんなイントネーションで「ぎゅうどん」「ぎゅうどん」と連呼しているのです。
違和感を感じながら牛丼をたいらげました。
今までと同じく馴れ親しんだ物を口に入れているはずなのに、味付けは何も変わってないはずなのに、そいつは全く別物になってしまってました。
食に対しての聴力の影響も馬鹿に出来ない様です。







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盛足海苔

投稿日:2011/06/08
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ざるそばの季節がやってきました。
暑くなると無性にざるそばが食べたくなります。
ざるそばと盛りそばの海苔代50円の差はそのままでいいのだろうか、と思ってしまいます。
海苔が少しのっているだけで50円も高くなるのは海苔の存在感が圧倒的であるということなのだろうか、はたまたそばは海苔に押され気味、ということなのだろうか。
何にせよ、私個人の気持ちとしては50円も高くなるくせに海苔がかかっているとそばを食べる時邪魔くさいと思ってしまうのでいらねんじゃね?と、つい言ってしまいたくなります。
しかし、そこがざるそばと盛りそばの違いであるが為に、やはり50円というある意味区切りの良い数字で分けない事にはそば屋的にも気持ちが悪いのでしょう。
私は2つある場合は、必ず盛りそば派となります。
そんなそば屋。行くとそばだけではなく「カレーうどん」にも惹かれがちです。
店内にカレーうどんを食べている人が1人でもいたら、カレーうどん注文が派生していきます。
あの現象は不思議なものです。例えば食堂でカレーを食べる人がいても別にカレーを食べたくはなりませんし、らーめん屋でカレーラーメンがあったとして食べている人がいても自分は「醤油ラーメン1つ」と頼むであろう予測が立ちます。
やはりそば屋でのカレーうどんにしか、派生効力はないのでしょう。
しかし、「カレーうどん」と注文して店員が間違えて「カレーそば」を持ってきた時は何かものすごくヘコんだ気持ちになったりします。玉川の店員さん、頼みます。







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